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5話 ページ5

私は今日、流法を獲得した。


それと同時に、柱の一族の証でもある角も発現した。


かつての波紋のような見た目をした電の流法だ。


早速発現した流法と角をカーズに見せる。


「素晴らしいではないか。よくぞ成長したものよ。」


「カーズありがとう!」


私は感情に任せてカーズに飛びついてしまう。


いつものカーズなら私を受け止めてくれるはずだが、その時カーズはそのまま後ろに倒れた。


私がカーズに馬乗りになってしまい、目が合う。


それがなにか面白くて大声で笑う。


幸せだ。私にも家族、居場所ができたのだ。


「A…。」


やけに低い声で私の名を呼ぶカーズ。


そのまま私の顎を引き、キスを落とす。


ああ、本当はお互いずっと求めていたのだ。


だが我慢していた。この平穏な毎日を崩したくない。そんな想いだった。


1度コップから溢れた水が戻らないように、私たちの気持ちは溢れる一方だ。


カーズは何度も私の唇を塞ぐ。


「カーズ…」


先程から互いの名前しか呼びあっていないのにすべてがわかる気がした。


カーズは私を姫抱きにし、洞窟の奥へと運ぶ。


そのまま私たちは一夜を過した。

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アリア(プロフ) - 🧚匿名の妖精🧚さん» 凄く嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります泣 (2022年8月27日 1時) (レス) id: f64b65ece4 (このIDを非表示/違反報告)
🧚匿名の妖精🧚 - 泣きました……今まで読んだ小説の中で1番感動しました… (2022年8月21日 18時) (レス) @page24 id: f6acac5c42 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 匿名初心者さん» わー!ありがとうございます!!頑張って書くので是非楽しんでください!!!! (2022年6月29日 19時) (レス) id: b3bfab64d6 (このIDを非表示/違反報告)
匿名初心者 - 柱…求めてました……大好きです…ッ! (2022年6月29日 14時) (レス) @page8 id: 8195809f5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリア | 作成日時:2022年6月28日 22時

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