運命的恋愛。いいえ、秘密恋愛です。

・ ページ17

電気がつくと






少女が現れる。モニタリングの






安定のクライマックス






ﾊﾟﾝ







『あ、ついた。』






紫「ぁあ！」






『なっ……へ』







少女の存在に気づいた二人







立ち上がりとりあえず離れる






も、近づいてくる少女






「ココァ……あたしのなのにっ」






紫「ごめんね？すぐ

　 持ってきてもらうから」





「ココァ」






声は震えているが





声も出ずビビる茅野のために






必死に止めようとする平野






しかし少女はゆっくりと近づく







『ほんとに怖い』







紫「Aおいで」







平野は怖がる茅野を抱き寄せ






とりあえず逃げる







『ムリムリムリ』








紫「俺がいるから大丈夫」






少女を見せないように






自分の胸に茅野の顔を寄せる平野






これ以上平野の株をあげてはならない






茅野をどこまでも守ろうとする






男らしいイケメンな平野が見れたところで






モニタリング終了






ｺﾝｺﾝ





紫「うわあ」






【TBSのモニタリングです】






『はぁーよかった』






紫「もー、またぁ！？」






『ほんとに怖かった

　 ごめんね？ありがとう』







少女「あ、いえ。うふふっ」







『可愛い』







紫「かーわいいなぁ」







【あの、ぜひ番宣してください】






紫「はい！」 『ありがとうございます』






紫「僕たちが出演する映画

　 かぐや様は告らせたい。が

　 9月6日に公開されます」





『天才たちの頭を使った

　 頭脳戦恋愛映画となっております

　 ぜひお近くの劇場へ

　 足を運んでいただけると嬉しいです』






番宣もできたところで






今日のモニタリングは終了





,

Twitter→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す