- 呑みすぎ * ページ5
『き………もぢわるい…………………』
神「また呑みすぎ？ほらこれ、とりあえず応急処置」
そう言って神谷が差し出したのはミネラルウォーターとインスタントのシジミの味噌汁
それを受け取れば『ありがとうございます…』と受け取りお湯を注ぐ
今日も今日とてイベントの打ち合わせ、そしてもちろんと言わんばかりに絢は裏方だ
シジミの味噌汁を飲んで一言『美味しい…』と呟く姿に神谷は苦笑い
神「普通にしてれば綺麗系なんだよ、自覚ある？」
『え、無いです』
神「真顔止めて……男の影の1つや2つ無いの？ほら世界観が変わっちゃうようなそういう感じのさ」
神谷の言葉に絢はピタッと音が付くように動きを止めた、そしてシジミの味噌汁片手に神谷の方へと近づく、誰もいないのを確認すれば小声で問いかける
『男の人って愛情表現だよってキスするんですか？』と問いかければ回答を待つように瞳を輝かせる
その質問に神谷は「は？」と言うように口を開けたまま動かなくなる
神「え……何、されたの？キスされたの!?」
『しー！しーっ！声が大きい！』
急に大声を上げる神谷の前で空いている方の手をブンブンと振り回す、それはまるで神谷の言葉を消すような動きにも見える
だが神谷は悪戯っ子のように笑みを浮かべている
神「まあ、好きならするんじゃない？本当に好きな相手なら付き合ってなくてもしちゃうかもしれないけど」
『アメリカかな…ここは……………』
味噌汁片手に神谷の隣に腰掛ける、箸で中をかき混ぜながら小さくため息をつく
そして貝から綺麗に身を剥せば口へと放り込む
『よく分からない……分からない………』
神「分からないなら悩めばいいと思うけど？悩んで悩んでその相手が好きならその気持ちに応えればいいんだし」
神谷の言葉にそれなりの重みを感じながら脳内に遊佐の顔を思い浮かべてみる
やはり熱くなる頬、それを見れば神谷はまたニヤニヤと笑みを浮かべて顔を覗き込んだのだった
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うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか？ (10月6日 3時) (
レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
Kak1pe(プロフ) - 終わり…おっおわ…？…(‥ )ﾝ?…!?終わりぃぃぃぃぃぃぃいい!?!? (2020年7月5日 12時) (レス) id: 078a015c8e (このIDを非表示/違反報告)
エース - 面白い！！面白いです！！！つ、続きを！！！ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 7d074a4f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：石鹸 | 作成日時：2018年5月15日 17時
