光と影 ページ5
久しぶりに20時に帰宅…
疲れたぁ…部屋着に着替えて
お風呂のスイッチを押す
あ〜っ…
まだ、一番大変な仕事が残ってた
アトリエに入って
もらった資料を何度も読み返し
嵐ｻﾝ 1人１人の顔を思い浮かべ
イメージを作っていく…
ん〜‥
コンセプトは【光と影】
明日には出さないと‥
何か描かなきゃ！
気持ちだけが焦る
でも‥
いざ描こうとすると
手が震えてきて…
自分の手を掴むけど震えは止まらない
なんで…
どうしよう…描けないよ…
私には無理‥怖い
苦しくなってきて
涙が溢れ…机に突っ伏して
声をあげて泣いた
「A …ちゃん？」
顔をあげ振り返ると智くんが立っていた
立ち上がると智くんに抱きつき泣いた
何も言わず、ただ抱きしめてくれた
「智くん、ありがと」
「ん、いいよ、あっち行こっか」
コクンと頷くと
手を繋いでリビングに行った
2人でソファーに座る
「Aちゃん、大丈夫？」
「うん‥ごめんね、服…」
智くんの服は、私の涙でベタベタで
「んふふっ、ベタベタ。うん、よし！
一緒にお風呂入ろ、ねっ｣
「な、な、なんでそ‥」
私の腕を掴むと、そのままお風呂場に
「さ、智くん…」
「いいから、早く脱いで…脱がすよ！」
ちょっと強い口調の智くんに何も言えず
「それは‥いや。恥ずかしいから
あっち向いてて」
来るっと反対を向いてくれた
服を脱ぐと中へ、シャワーを出し浴びる
頭と体を洗う
パタン！！
お風呂場のドアが開き
「ちょ、ちょっと、待って」
慌てて湯槽に浸かった
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えりトマト - 面白いし良いです.｡♪ (2015年1月22日 7時) (携帯から) (
レス) id: 686adcfa67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉子
| 作成日時：2013年6月28日 9時
