ついておいでよ…俺に♪Part 3・satoshi・

お片付け ページ27

ピンポーン♪

‥？

智くんのマンションまで来たけど‥
返事がなくって…
まだ、実家から帰ってないのかなぁ？
なんて思って、エントランスで暗証番号を入れドキドキしながら、前に智くんからもらった
合鍵で開けて


「お邪魔しま〜す」

って中に‥？！

電気がついていて…智くんいるの？
リビングに入っていく…


「智くん？」


やっぱりいない…お風呂、寝室…ん？
最後にアトリエ‥

あっ！いた…

口を尖らせ絵を描いていて、ふふっ。
私に気づいてないみたい
そのまま、そーっとドアをしめて


ご飯の仕度に取りかかった♪
今日はクリームシチュー。
煮込んでる間に部屋のお片付け

ソファーには、服…画材道具…
洗濯物‥
忙しかったんだなぁ…って改めて思う

それに、散らかっていることに安心する
自分もいて…

芸能界って、綺麗な人ばかりだし…
私なんてね…

服を拾い集めて、洗濯に‥
わっ。洗濯物‥いっぱい。
洗濯機をまわす

キッチンに戻り、シチューの出来を確認


「よし♪おいしい。んふふ
あとは〜サラダと〜」

「楽しそうじゃん…」


「キャッ！えっ…智くん！‥」


後ろから抱きしめられて、びっくり!!


｢ごめん。びっくりしたぁ？」

「う、うん…！」


「Aちゃん、おかえり〜」


ーチュッ


｢うふふっ。智くん、ただいま〜｣


ーほっぺにチュッ♪
私からのお返し…


｢なんだぁ〜。口じゃねぇの？」

｢‥‥///｣

｢ふふっ。かわえぇ〜

なぁ〜オイラが居なくてもさぁ…
ここに来てくれたら、嬉しいんだけど」


「うん」

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