恋じゃない…… * Kento.N

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your side









あぁ、腰が痛い………………








そう思いながら体育の授業を続ける。

原因となった風磨には軽く注意をしておいた。

今は向かいのコートで試合中らしく、

楽しそうに試合を進めている。








ったく、なんで男は痛みをともわないわけ？

こっちは痛くて痛くて練習すら辛いのに……









試合に夢中の風磨に睨みをきかせたって

全く効力を持たないからおとなしく練習を続けていると

試合をする時間になった。









先生が適当にチームを決めて、

私はよく中島くんにひっついている

ケバい女の子たちと一緒になった。









“ 菊池さん、よろしくね〜 ”









リーダーらしき人が嘘っぽく挨拶。









なんか、いやな感じ……………………









そう感じながら始まった試合。









嫌な予感はすぐに的中した。









『……………………っ!?』









まずはじめは足を踏まれたところから。

さり気なく挨拶の時に踏まれた。





その次は走ってる最中に押され、ぶつかられ……




途中からボールが回ってこなくなった。









ま、いっか。

そう思って走ることをやめて端で立っていた。









「さぼり？笑」






『え、あ……中島くん………………!!』









すると男子と女子を分けるネット越しに

中島くんが声をかけてきた。









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