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「そっか〜、楽しかったんだね笑」
『うん、楽しかった……!!笑』
なんだか疲れた旅行から帰ってきた2日後。
特に変わりもなくいつも通りのバイト。
本当に、変わりのないバイト。
『………………………………。』
その、つもりなのに。
なぜ、なんだろうか。
久しぶりに彼を見るからだろうか。
息苦しくて、頭が回らなくて、目の焦点も合わなくて
どこか、自分でもおかしいと感じる。
そうだ、旅行の疲れでも出たんだ。
だけど彼の前でそんな疲れた姿を見せたくないから
頑張って気丈に振舞ってバイトを続ける。
『……………っ、いらっしゃいませ…!!』
だけど、それは無理だったみたい。
「………………Aちゃん、ちょっとこっち。」
少しかぶった休憩時間に呼び出されて
躊躇いつつも近づいたら、ほら。
「やっぱり、熱あるよ ..」
いとも簡単に見抜かれちゃった。
『……大丈夫、これくらい平気だよ笑』
そう言ってひんやりする彼の手を退ける。
だけどそれと同時に手首を掴まれて
「そんな顔色で言われても説得力ないよ？」
ちょっと怒ったように話して
近くにあった椅子に腰掛けさせられる。
『全然大丈夫なのに ..』
「嘘はだめだよ、Aちゃん。」
そのままで待っててよ。
なんて言って出ていった彼はきっと
店長でも呼びに行ったんだろう。
誰もいない休憩室の椅子にぽつん、と座っていれば
段々と自分の体調の悪さを自覚することになる。
ガンガン痛む頭に関節痛、
おまけに目の前の視界がぐらぐらし始めた。
『(………………風磨、まだバイトだよね…)』
到底自力で立てる様な状況じゃない私は
風磨がまだバイト中で迎えに来てもらえない、と思い
この痛む頭で必死に改善策を考えている。
だけどそんなのこんな頭で出てくるはずはなくて
ぼーっとしていれば2人分の足音が外からしてきた。
そして、少し重ための扉が開いたら
店長と彼が入ってきて話しかけてくる。
だけどその声はどんどん聞こえなくなって ..
私は、知らないうちに意識を手放していた。
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★ - 48【真まで温まって】→芯まで だと思います。 (2020年4月22日 23時) (
レス) id: 444bea33d0 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 26【いたることろに】→いたるところに、 28【そろそろ期末テストの結果も帰ってくる頃】→返って、 40【私は、恋をしちゃいないんだ…】→いけないんだ、 41【ハモらなかつた。】→ハモらなかった、 46【久しぶりの再開】→再会、 (2020年4月22日 23時) (レス) id: 444bea33d0 (このIDを非表示/違反報告)
skpn(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます~！面白いって言っていただけて嬉しいです(＞＜) (2017年4月29日 16時) (レス) id: aaaa61be2d (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 今日読み始めましたがすごい面白いです！！ (2017年4月16日 21時) (レス) id: 424afcd46f (このIDを非表示/違反報告)
skpn(プロフ) - えりかさん» コメントありがとうございます ~ !!もうラストは出来ているのでまだまだかかりますがお待ち下さい(^^) (2017年4月15日 21時) (レス) id: aaaa61be2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skpn
| 作成日時：2017年2月22日 21時
