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41 夢主ピンチ! ページ42

三治郎「あの、お詫びになんですが僕が包帯を巻いてあげます」



「あっ、い、いいよ!後で自分でやるから!」



三治郎「で、でも…」



「本当に大丈夫だから!ね?」



どうにかして巻いてもらうのを阻止すると、兵太夫が三治郎の肩に手を置いて言ってきた。



兵太夫「三治郎、もしかしたら先輩は今、三治郎の仮を取っといて後から大きく返させるつもりだ」



「そんなことないよ!なんでそうなるの!」



兵太夫「他の奴らも同じ事をして行くのを僕は何度も見たんだよ!アンタもそうなんでしょ?三治郎を雑用に使って、酷いことをしようとしてるんでしょ?」



カッとなった口調で言ってきた。



「私はそんな酷いことはしない!」



兵太夫「なら、今三治郎に包帯巻いてもらってください」



抵抗し続けるか、中々折れてくれない。

もういっその事自分のことを言ってしまった方がいいのでは?

でも、言ったところでどうだ、私が女って言うと今まで以上に私の事警戒するだろう。

それに、は組のことだ。私の秘密が一日を経たずうちに広まっていく。



兵太夫「さぁ、どうなんです?」



「ッ…………」



もう言うしかないのかと思ったその時だった。

いつの間にかお風呂場の戸から誰か立っていた。

身長は私よりも高く髪の毛がサラッとしている。

このちょい暗い紫色の下サラストってもしや……。



「立花……先輩…?」



何故、あの人が……。

徐々にこっちに近づき、兵太夫の方に顔を向いて話す。



立花「少々盗み聞きをしてしまったが、兵太夫。Aは三治郎にそんな酷いことはしない。だから、許してやれ」



兵太夫「立花先輩、でも……」



立花「兵太夫」



さすがの兵太夫も先輩の言うことには逆らえず、やっとのことで骨を折ることにした。



兵太夫「……分かりましたよ。行こう、三治郎」



三治郎「ちょっ、兵太夫!待って!」



兵太夫と三治郎がお風呂場から去り、立花先輩と二人っきりになってしまった。

42 優しいのか変態なのか……→←40 兵太夫が鋭い



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風鈴(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - こおりさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 後、トッリプって何ですか?笑文句言う以前にちゃんと語彙を確認してください笑 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 皆さん、これトリップとか言ってますが、普通にこれは転生です。というかこの主人公死んでますよ。ちゃんとお話読んでます?笑ちゃんと見てから言ってください。 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風鈴 | 作成日時:2021年8月15日 21時

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