私のメンタルは豆腐以上だ！

35 夢主の反撃（Part2） ページ36

「図星ですね？どうやら本当のようですね」



立花「お前っ、どうなるか分かって言ってるんだろうな？」



「はい！よく分かってます。この学園から私を追い出すんでしょう？別にいいですよ、私は先輩方達が媚びを売っていた証拠をいくつか持っているので、それを学園長に出せば私より先輩方達の方が早く追い出させれますよ。それでもいいなら、どーぞ！やってください」



多分、今までより一番、笑顔でゲスい顔をしてると思う。

自分で言うのもあれだけど、結構口角とか上がってニッコリしてるけど、目に光がなく笑っていないと思う。

そして、とても強気だ。反論させないような強気だ。

私の発言から立花先輩が無言になった。

風が部屋に入る音しかしなくなって、数分の沈黙が続いた。

すると、やっと立花先輩の口が開いたと思ったら急に笑いだした。



立花「…ﾌﾌｯ、フッハッハッハッ！」



「えっ、何が可笑しいんですか？」



立花「お前のような女は初めてだ。実におもしろい」



「は、はぁ……？意味がわからない(ﾎﾞｿｯ」



こ、この人なんなの？アニメとのキャラが全く違うし、私に興味？ガチで意味わからん。戸惑う私から距離を置き、笑って言ってきた。



立花「A、私はお前に興味が湧いてきた。今度会う時は覚悟しろよ」



そう言って、私の部屋に飛び去って行った。




私の部屋に出ていくのはいいけど、私が女だって言うことを言わなければいいんだけど……。

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