叶わない愛 ページ13
立花「私がKZに求めていたのは、事件を追いながら皆と繋がって、自分にとって新しい世界を創っていくことだった。それがすごく楽しかったし、皆と関わっていれば、人間として成長していけると思ったから。男女レベルでの浮ついたことしか考えてないんだったら、それは私の望んでいるKZじゃない。だったら、やめるから」
そういったアーヤに私は何と返せばいいか分からなかった。
アーヤにとっては恋愛はどうでもいいことなのかもしれない。
でも、私にとっては少し羨ましいかも。
だから少しくらい恋愛くらい入っていいんじゃないかなって思ったんだ。
かといって、若武くんの考え方は良くないと思うけど、少しくらい恋してみたいな。
今は駄目だけど。
仮に付き合い始めた人がいても、組織のことがバレれば殺される。
好きな人がそうなるのは絶対に嫌。
だから、相思相愛でも付き合えない。
アーヤには、そんな悩み事がないから、羨ましい。
恋愛したくても出来ない奴が此処にいるんだよ・・・。
最近、私は黒木君のことが気になっている。
他の子より仲良くなれたらなって思うようになったの。
でも、黒木君を組織に絡ませるわけにはいかない。
でも、好きなの。
でも、付き合えないの・・・。
複雑な心情になって、私は目を伏せた。
黒木「まいったね。ほとんど最終通告じゃないか。俺たちは、アーヤを失いたくなかったら、彼女の言い分を入れるしかない所に追い込まれてるってわけだ」
若武くんが片手を上げ、癖のない髪をクシャクシャとかき回す。
若武「アーヤのこと、俺のもの扱いしたのは悪かったよ。じゃあさ、俺のものにしたいと希望していると言い直す。それでいいか」
アーヤは首を横に振った。
その時、私のポケットに入れていたスマホが鳴った。
チラッと画面を除くと、そこには「ウォッカ」と表示されている。
若武「出ろよ」
A「う、うん・・・!」
若武くんに言われて、私は走って部屋を出た。
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ゆーちゃん - こはるさん» わぁ…私なんかに返信してくれてありがとうございます!あらま…気を付けてくださいね。こはるさんに比べたら面白くないと思いますけどありがとうございます! (2019年6月8日 14時) (レス) id: 970b43e0b6 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます!更新、本当に頑張ります!体と言えば、今、両肩痛めてる・・・。読んでみますね! (2019年6月8日 7時) (レス) id: 82c9dbcfd6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - こはるさんのkzシリーズ大好きです!これからもどんどん更新してってほしいです!これを読んで毎日頑張れます!こはるさんも体に気を付けながら頑張ってください!私もkzの話を書いてるんでよかったらみてください!ゆーちゃんで出てくると思うので笑(←鬱陶しいですね) (2019年6月6日 22時) (レス) id: 970b43e0b6 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - こっちゃんさん» うわぁああ!ありがとうございます(号泣)確かに忙しい・・・内容は完結まで考えてるけど、書けてない・・・。なるべく早く更新しますね! (2019年6月2日 22時) (レス) id: 82c9dbcfd6 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃん - この作品にはまって、更新されてないか毎日確認に来てます(笑)そして何度もシリーズの最初から読み直してます(笑)忙しかったりするとは思いますが更新頑張ってください! (2019年6月2日 19時) (レス) id: 31c39889d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こはる | 作成日時:2019年5月18日 14時