テロ ページ1
探偵チームに入って、1ヶ月。
特に事件は起こることなく、私は暇になっていた。
いつになったら集合がかかるんだろう・・・。
でも、今は集合かからなくてもいいかも。
だって私、風邪引いてるんだもの。
今は行きつけの病院で診察待ち。
鼻が詰まっているせいもあり、ボーッとしていた時だった。
「動くな！」
え？
いきなり、黒い武装をした男たちが銃を持って押しかけてきた。
「全員、床に伏せて携帯をよこせ」
え？ええ！？
これって、もしかして・・・テロ！？
私も周りの患者たちも混乱しながら、男たちの言うことを聞いて、携帯を渡し、床に伏せる。
テロに合うなんて初めてだ。
しばらくすると、放送が流れた。
《えー。病院にお越しの皆さん、こんにちは。この病院は今、私たちが占拠しました。怪しい動きや逃げ出そうとした人には、1人につき、3人の犠牲者が出ますので、そのようなことはしないように》
その放送が終わった途端、1人の男がバン！と銃声を鳴らした。
その音に患者たちは怯える。
あの銃・・・本物だ・・・夢じゃない。
しばらく、ジッとして30分ほどが経過した。
30分経っても、未だ警察は来ず、私たちは拉致されている。
ここで、私の好奇心がうずいた。
私はヤクザ相手でも戦ってきた、だから、テロリストたちにも自分の技は効くんじゃないかって。
どっちにしろ、30分経っても警察が来てないってことは、誰もこのテロに気づいてないってことだ。
と言うことは、ここから逃げるには内部の人間がどうにかしなきゃならない。
私以外の患者は大人しく指示に従っている。
やるのは、私しかいないんだ。
そこで私はスッと手を挙げた。
テロリストが私に銃を向ける。
「なんだ？」
A「あの、トイレに行きたくて。漏れちゃいそうです」
「・・・ッチ。ついて来い」
よし。このままトイレに誘い込んで、そこで仕留めよう。
そう思って、トイレに行こうとすると、1人の医師が手を挙げた。
「あの、私もいいですか？」
体格のいい若い男の人だった。
テロリストは、また舌打ちをして「ついて来い」と言い、結局、2人とテロリスト3人でトイレへ向かうことになった。
まずい・・・倒そうと思ったら、この男の人に見られる。
でも、この状況だ。仕方ない。
私が諦めて、トイレの前までついた時だった。
テロリストを仕留めようと、シラットの技で銃を奪おうとした時、私より先に男の人がテロリストの銃を奪い、倒してしまい気絶している。
この男の人・・・ただモノじゃない！
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こはる(プロフ) - dosakaharukaさん» ありがとうございます！ (2020年1月8日 22時) (
レス) id: 48812d91ce (このIDを非表示/違反報告)
dosakaharuka(プロフ) - 面白いですね！ (2020年1月8日 22時) (レス) id: f09f1bedcf (このIDを非表示/違反報告)
月光(プロフ) - こはるさん» いえ、分かりやすかったです！ありがとうございます！ (2019年6月2日 20時) (レス) id: 79e326df1d (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 月光さん» 長文すみません！上手く説明出来ているでしょうか？（汗）分かりにくいようなので、書き直しておきますね！ (2019年6月2日 18時) (レス) id: ef9382760b (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 月光さん» 言っていると思っていましたが、自分のことベルモットと名乗り、その後に登場した安室透のコードネームがバーボンだということを知りました。その時点で、キティというのは「子猫」という直訳でなく、カクテルのことを言っているのではないかと気づいた設定になってます (2019年6月2日 18時) (レス) id: ef9382760b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2019年3月28日 0時
