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17輪ー善逸ー ページ18

「いつ貴方の事が好きだと言いましたか!具合が悪そうに道端で蹲っていたから声をかけただけでしょう!!」


「俺のこと好きだから声かけてくれたんじゃないの!?」


それを聞いた炭治郎と私は、呆れて物も言えなかった。声をかけられただけで結婚したいと思う男なんて初めて見たからだ。逆に、その考えに至った経緯を知りたい。


貴方(あんた)の事、理解出来ひんわ…。もう行き」


女性をその場から帰すと、少年は涙を流しながら、今度は炭治郎にすがりつく。


「お前、責任とれよ!お前のせいで結婚できなかったんだから!俺が結婚できるまで、お前は俺を守れよな」


「お前じゃない。俺は竈門炭治郎だ!」


「そうかい!!ごめんなさいね。俺は我妻善逸だよ。最終選別で死ねると思ったのにさ、運良く生き残るから未だに地獄の日々だぜ。あー怖い怖い」


狂ったように荒ぶる善逸。逆に心配になってきて、炭治郎は善逸を慰める。


「そんな大袈裟な……。これでも食べて落ち着き」


右腰に下げていた巾着袋から、おにぎりを差し出す。善逸は震えた手でそれを受け取った。


「結婚してください」


「それは、また別の話やな」


ニコリと笑って無言で断ったつもりだったが、異常な善逸には伝わらなかった。


(俺のこと絶対好きだ。絶対好きだ。間違いない)


■□■□■□■□■□■

■□■□■□■□■□■


取り敢えず、善逸と共に行動する事を決めた私と炭治郎。


すると、鎹烏(かすがいガラス)が突然叫び出した。


「カァァ!!()(あし)!!駆ケ足!!炭治郎、善逸、A、走レ!!(とも)()カエ、次ノ場所マデ!!」


「ギャーーーッ。カラスが喋ってる!!」


鬼殺隊だというのに、鎹烏も知らないのか、善逸は大袈裟と言っても過言ではない程、腰を抜かした。


(全く、何なんや…)


私は、善逸を冷めた目で見る。


この日、少し、おかしな少年と出会ってしまった____。


■□大正コソコソ噂話□■

ちなみに、善逸は既に夢主が鬼だと気づいています。

18輪ー空家ー→←16輪ー揉め事ー



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設定タグ:鬼滅の刃 , 鬼滅 , 鬼化   
作品ジャンル:アニメ
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こはる(プロフ) - はすたー教信者さん» いいえ。ご指摘ありがとうございます。私、よく誤字をしてしまうので指摘してくださって嬉しいです!次は間違えないように気をつけます!! (2020年1月4日 0時) (レス) id: 1ef8811650 (このIDを非表示/違反報告)
はすたー教信者(プロフ) - 雨四公ではなく雨四光では無いでしょうか そういう仕様でしたらごめんなさい (2020年1月2日 9時) (レス) id: 39e42d80c8 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - るぅさん» ありがとうございます!ひぇえ…。両方も………。友達ありがとう。私もその友達に感謝しかないです…。更新頑張ります! (2019年11月27日 15時) (レス) id: cdf5a56a51 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - こはるさん» こはるさんの作品は、ヒロアカと探偵チームkZ事件ノートの作品を読ませていただいてます。両方とも友達が「この人の作品面白いよ」と教えてくれたのがきっかけでした。友達には感謝しか無いです!これからもめっちゃ楽しみにしてるんで、頑張ってください! (2019年11月26日 20時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - るぅさん» 私の文を好んでくださって、ありがとうございます〜っ!楽しみだなんて言われて、すごく嬉しいです!!るぅさんは、褒め上手ですね笑。とても、やる気が沸いてきます。不定期ですが、更新頑張ります!! (2019年11月25日 22時) (レス) id: cdf5a56a51 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こはる | 作成日時:2019年11月24日 0時

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