三つ編み ページ18
八百万「後ろ髪も邪魔みたいですし、くくりましょうか？」
A「え。ですが・・・作業の方は・・・」
八百万「大丈夫ですわ。今、手持ち無沙汰ですの。それに、私でしたらゴムは創造で作れますし」
そう言って、八百万百はニコリと笑う。
A「・・・では、お願いします」
八百万「分かりましたわ！」
私は髪をくくってもらっている間も、材料を切り続けていたが、髪を触られているので、少し髪がこそばゆい。
でも、なんだか嬉しかった。
髪をくくられているだけの行為なのに、こんなに喜びを感じるなんて・・・。
心って、本当に不思議なものね。
八百万「出来ましたわ」
A「こちらも切り終えました」
材料を切り終えたと同時に、私の髪の方も完成したようだ。
八百万百は髪型を三つ編みにしてくれた。
八百万「お似合いですわ。機車さん」
A「ありがとうございます。材料を運ぶので、手伝ってもらっても？」
八百万「もちろんですわ」
八百万百と共に、鍋の煮炊きをしている所へ。
A「野菜は全て切り終えました」
蛙吹「まぁ。ありがとう。その三つ編み、とっても似合ってるわよ」
芦戸「わー！珍しい！」
A「八百万百がしてくれました」
芦戸「そうなのー？」
八百万「はい。材料を切るさい、とても邪魔そうでしたので」
そんな会話を脇で見ていた1部の男たちは、何やらヒソヒソと話し始めた。
瀬呂「機車が三つ編みしてやがる・・・」
峰田「イイ！！」
峰田実が目を開いて、力強く親指を立てる。
そんな会話を知る由もなかった私は、作業を続けていた。
＊＊＊
全員「「「「いただきまーす！」」」
ようやく、夕食を作り終えた私たちは、カレーにガッツいた。
切島「店とかで出たら微妙かもしれねーけど、この状況も相まってうめーーー！！」
耳郎「ヤオモモがっつくねー！」
八百万「ええ、私の個性は脂質を様々な原子に変換して創造するので沢山蓄える程沢山出せるのです」
すると、奥の席にいた瀬呂範太が食事中には適切でない発言をした。
瀬呂「うんこみてぇ」
それを聞いた八百万百は、ショックでしゃがんで両手で顔を抑える。
耳郎「謝れ！！！」
瀬呂「サーセン！！！」
バシッと耳郎響香に叩かれた瀬呂範太。
まぁ。瀬呂範太の考えも一理あるかもしれないが・・・。
私は、さっき八百万百がくれた髪留めを不意に触る。
八百万百が個性で作ってくれたものだと思うけど・・・これも、うん・・・。
いや、そういう考え方はよそう。
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こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます！これからも、絡み増やしていきますね！ (2019年8月1日 23時) (
レス) id: c5c8ff0caf (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - もうだめだ… お茶子とのやり取りがえみるとルールーにしか見えないよ…(*_*) (2019年7月27日 13時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年7月21日 22時) (レス) id: 1114e5525c (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 楽しいです！頑張れです！ (2019年7月21日 22時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 続編、おめでとうございます！引き続き楽しみにしてます！ (2019年6月23日 12時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2019年6月23日 10時
