偶然の出会い ページ11
立花「ねぇ!アレ、食べたいっ!」
アーヤが指差した先には、ピンクの苺味でコーティンクされたチュロスを売っている売店が。
よっぽど食べたいんだね。
でも、かなりの列が出来ていた。
小塚「チュロスを買う組と次のアトラクションに並ぶ組に別れた方が良さそうだね。その方が効率が良さそう」
小塚くんの案で、私たちは2組に別れることになり、チュロスを買う組は、私と黒木くんで後は列に並ぶことに。
若武「じゃ、3Dアトラクションの所に並んでるから、そこに来いよ」
黒木「了解」
そう交わし合って、私たちはチュロスの列へ。
黒木「皆、今日の寿に夢中だね」
またからかうように言う黒木くんに、私は悪戯っぽい笑顔を返した。
A「まあ、嬉しい。でも、アーヤの間違いじゃないの?」
黒木「どうだろう。少なくとも、俺はいつもより、君に釘付けだよ」
大人な雰囲気に包まれて、少しドキッとする。
うわぁ・・・危ないな。
こんなこと、してる場合じゃないのに。
早くキュラソーを見つけ出さなきゃ・・・。
私たちはチュロスを買い、若武くんたちの元へ向かう。
すると聞き覚えのある声がした。
光彦「ん?あれ、Aさんじゃないですか?」
歩美「あ、ほんとだ!Aお姉さーん!」
元太「姉ちゃーん!」
最近、知り合いになった3人組の子供達だった。
A「あれ?みんなも来てたんだ」
元太「ああ!コナンと灰原もいるぞ!・・・その兄ちゃん誰だ?」
歩美「もしかして、Aお姉さんの彼氏!?」
歩美ちゃんは目を輝かせるが、私は何でもないと言ったような表情で返す。
A「いや。全然、違うよ」
黒木「嬉しいな。そんな風に見てもらえるなんて」
う・・・!黒木くん、それ、どういう意味?
そういう風に見てもらいたいってこと?
いや。でも、黒木くんって女性の扱いに慣れてるらしいから、無意識のうちに言っちゃってて、私が勘違いしてるだけかも。
過去に1度、それで苦い思いをしてるもの・・・。
A「コナン君と哀ちゃんは?一緒じゃないの?」
首を傾げると、子供達は顔を見合わせ、苦笑いをした。
光彦「実は・・・」
元太「俺たちコナンに秘密で姉ちゃんと観覧車乗りに来たんだよ!」
A「姉ちゃん?」
歩美「うん!今トイレに行ってるんだけど・・・あ!きた!」
歩美ちゃんが見た方向にいた女性を見て、私は目を見開いた。
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?かなかな - あれ?落ち、誰か決まってますかね?私、美門君の考え方、原作を読んですーーーっごく尊敬しております。そんな美門君を夢主とくっつけるのは、ありではないですか? (2021年10月23日 16時) (レス) @page28 id: d59fc0899f (このIDを非表示/違反報告)
みるくストロベリー - やばいです!!好きなお話がコラボとかほんとヤバい...これからも頑張ってください!! (2020年7月8日 22時) (レス) id: 9d5389f299 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 橘美月さん» ご指摘ありがとうございます!直しました! (2019年8月22日 17時) (レス) id: 849432498b (このIDを非表示/違反報告)
橘美月(プロフ) - KZと組織との接触のところで、警視庁になってるんですけど、キュラソーがノックリスト盗んだの警察庁です。直していただけるど幸いですよろしくお願いがいします (2019年8月22日 17時) (レス) id: 5e15558c97 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪姫 - 私は、翼が好きなの…だから、落ちはそっちの方がいいと思ったけど… (2019年7月27日 22時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こはる | 作成日時:2019年6月8日 0時