私の個性はプリキュアなんです３【ヒロアカ】

別れ ページ48

A「愛せる！どんなダークでもダークには変わりない。自分は自分のままでい続ければいい。自分が正しいと思う道を進めばいいと思う」


ダーク「・・・正しい道」


A「うん。未来の自分は自分で道をつくるんだよ。だって未来は真っ白だもの。寄り道、脇道、回り道・・・全部道だよ！ダークが歩くダークの道は、ダークが決めるダークだけの道。例えそれは遠回りだとしても、これが、嘘偽りのないダークの想い、ダークのわがまま、ダークの道だよ！！」


ダーク「・・・！・・・・・承知した。だが、すまない・・・。私にはもう時間がない・・・。タイムアップさ。何の努力もせず力を求め得ることには必ず代償がくる・・・。夢輝Aことキュアシャイン、最後にお前と出会えてよかった。出会い方は最悪だったがな。私の一生に悔いはない・・・。もう・・・休ませてくれ」


A「・・・！そんな！嫌だ！」


私の両目からは大粒の涙が溢れ、ダークの頰にポツポツと当たる。


ダーク「すまない。なんだか、さっきから眠いんだ。許せ・・・。・・フレフレ・・・A」


そう言った瞬間、ダークは黄色い光に包まれ消えていった。


私は両手で涙を拭いながら言った。


A「フレ・・・・・・フレ・・・私・・・。フレ・・・フレ・・・ダーク！」


ダーク！ダーク！ダーク！


A「うう・・・うわあああああ！！」


私は声をあげて泣いた。




BOOOOM！！




すると、突然後ろから爆発音がしたかと思うと私の体をガッと誰かが掴んだ。


爆豪「行くぞ！」


と言って上空へ飛び上がる。


するとそこには何故か緑谷さんたちがいた。


どうやら助けにきてきてくれたらしい。


ありがとう・・・緑谷さん。


そしてダーク・・・安らかに眠れ・・・。


＊＊＊


「悪夢のような光景！突如として神野区が反壊滅状態となってしまいました！現在、オールマイト氏が元凶と思われる敵と交戦中です！平和の象徴と互角以上に渡り合っています！」


私は今、緑谷さんたちに助けられてからテレビで中継をみている。


オールマイト・・・大丈夫かな？


オールフォーワンは数年前より確実に強くなっている。


いろんな人たちから個性を奪って・・・。


するとオールフォーワンがオールマイトに攻撃し、一瞬にしてテレビ画面が白くなる。


やっと見れるようになったかと思ったら、そこには信じられない光景があった。


A「オール・・・マイト？」


画面には今にもやられそうなヨボヨボの骸骨の人がいた。

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