力 ページ44
砕けたのは空間だった。
歪んでいた空間が消え、一面綺麗なお花畑になった。
A「綺麗・・・」
思わず見惚れてしまってボソッと言葉が出てしまった。
それにクスッと笑う兄さん。
兄「さぁ。A。行くんだ。君の大切な人を助けに行くんだ」
兄さんがガシッと手を握ってくる。
A「うん・・・。だけど、ダークは私のことをわすれちゃってる。個性で消されたから思い出してくれるかどうか・・・」
兄「大丈夫。もう時間がない。これが僕の最後の力だ」
兄さんがそう言った瞬間、兄さんと私の握っていた手の間から眩い光が放たれた。
手のひらを見てみると、そこには1つの白いダイヤのついた指輪があった。
A「なにこれ・・・?」
兄「魔法の指輪。君を助けてくれる」
A「・・・!ありがとう!」
私がお礼を言うと兄さんはまたクスッと笑った。
兄「さぁ!行って!フレフレ!A!!」
最後に兄さんが叫ぶと、私はどんどん兄さんから離れていって、気がつくとクリスタルの中にいた。
大丈夫・・・フレフレ私・・・!
フレフレ・・・フレフレ・・・!!
心の中で念じていると兄さんからもらった指輪が輝き始め、クリスタルを壊してくれた。
全員「「「・・・!」」」
いつのまにかオールマイトがいてオールフォーワンと戦っている。
爆豪さんは他の敵に攻められて苦戦状態。
その周りには瓦礫に埋もれて助けを求める人と倒れているヒーローたち。
・・・みんなみんな・・・・・・助けなきゃ!!
そして再び指輪が光ったかと思えば、何やらピンク色のなにかが出てきた。
スイーツパクトとはまた違う変身道具。
・・・とにかく、やってみよう!
私は透明でなリボンをセットして言った。
A「プリキュア!スマイルチャージ!」
そう叫ぶと、変身道具から「GO!GO!Let‘s go!Let’s go!シャイーン!」と聞こえてきてパフのようなものが出てきた。
私はそれを手にとってフッと息を吹く。
青い光は足元の方へいき下から上へとどんどん変身して行く。
ポニーテールだった髪がほどけて膝下まである長い髪になり、前髪を人差し指でなぞり上へと跳ね上げた。
最後に頰にパフを当ててほんのりピンク色にする。
前とは違ったコスチューム。
私は変身し終えた後、大きく息を吸って言った。
A「未来へ導く、希望の光!キュアシャイン!」
やった!変身出来た!
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Sanaia Robinson(プロフ) - あのすいません私の占いすごいよく見えませんか?そして僕のヒーローアカデミア3人はプリキュアヒーロー作るですか? (2020年6月22日 21時) (レス) id: 16c8fa1657 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫(プロフ) - プリキュア好きだからなんかみていて楽しかったです。まあプリキュアガチ勢のような詳細把握をしてない私が言うのもなんですが; (2019年1月12日 18時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - プリキュア大好き過ぎっ子さん» 鶯さんの言う通りかと・・・。指摘してくださることは有り難いですが、プリキュア大好きでしたらちゃんと調べてから指摘してください。少し不愉快です。 (2018年12月30日 14時) (レス) id: b9c019c97a (このIDを非表示/違反報告)
プリキュア大好き過ぎっ子 - プリキュア好きですのでもう一度言わせてもらいますが、ミーティアンハミングです (2018年12月29日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
くろたま(プロフ) - 完結お疲れ様でした!とても感動しました!これから新しい作品も頑張ってください! (2018年12月27日 17時) (レス) id: e91efce020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こはる | 作成日時:2018年10月7日 15時