敵のアジト ページ37
私は爆豪さんと一緒に敵に捕まってしまった。
黒いワープゲートを抜けると、私たちはバーのようなところへ着いていた。
ここが敵のアジト・・・？
そこにはカウンター近くに死柄木がいた。
私は死柄木をギッと睨む。
爆豪さんはツギハギの男に拘束され、私は仮面を被った男に拘束される。
私たちは椅子に縛り付けられ手を頑丈に固定された。
その時に私が持っていたスイーツパクトを死柄木がスッと抜き取った。
それと共に私の変身がパッととける。
A「ちょっと！返しなさいよ！」
私が少し強めの口調で言うと死柄木はニッと笑って言った。
死柄木「返さない」
真っ赤な赤い目が私を突き刺す。
怖い。
何を考えているか分からない。
私の背筋は一瞬にして凍ってしまった。
死柄木はスイーツパクトを持ったままアジトを出て行ってしまった。
その後に続くように他の敵たちもどんどん帰っていく。
残ったのはツギハギの男だけだった。
けれどその男は部屋の奥へ行ってしまい、結局その場に残ったのは私と爆豪さんのみ。
敵はいったい何を考えてるんだろう？
私たちに見張りもつけないなんて。
私は隣で拘束されている爆豪さんの方を向いて言った。
A「爆豪さん。今のうちに逃げよう！」
爆豪さんはてっきり賛成してくれるかと思ったけど、その予想は大外れ。
爆豪「アホかテメェは。ここが何処かも分からねーし、そもそもあの白くて丸いやつ水色頭に取られてっだろーが。個性も分からねえ奴もいる」
あ・・・。
私、逃げることしか考えてなかった。
スイーツパクトがないと変身出来ない・・・。
どうやら爆豪さんは私より二歩も三歩も先のことを考えてるみたい。
こういう時でも冷静な爆豪さんはすごいな。
尊敬しちゃう。
でも、そんなことに気が回らない私は自覚してないけど冷静さを失ってるのかもしれない。
そこで私は一旦目を瞑って何度か深呼吸した。
落ち着け私・・・大丈夫。きっとヒーローが助けに来てくれる。
そう自分に言い聞かせている内に段々と落ち着いてきていつもの調子に戻った気がした。
その瞬間、私の頭にダークのことがよぎる。
あれ・・・？ダークはあのワープゲートに捕まったはずなのにここのバーにはいなかった・・・。
もしかして怪我をしたから別室にいるのかな？
治療室とか・・・。
ダークは連合を裏切ったかたちになったけど・・・大丈夫かな。
ダークの安否が心配だ。
この時の私は思いもしなかった。
まさか。あんなことになるなんて。
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Sanaia Robinson(プロフ) - あのすいません私の占いすごいよく見えませんか？そして僕のヒーローアカデミア３人はプリキュアヒーロー作るですか？ (2020年6月22日 21時) (
レス) id: 16c8fa1657 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫(プロフ) - プリキュア好きだからなんかみていて楽しかったです。まあプリキュアガチ勢のような詳細把握をしてない私が言うのもなんですが； (2019年1月12日 18時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - プリキュア大好き過ぎっ子さん» 鶯さんの言う通りかと・・・。指摘してくださることは有り難いですが、プリキュア大好きでしたらちゃんと調べてから指摘してください。少し不愉快です。 (2018年12月30日 14時) (レス) id: b9c019c97a (このIDを非表示/違反報告)
プリキュア大好き過ぎっ子 - プリキュア好きですのでもう一度言わせてもらいますが、ミーティアンハミングです (2018年12月29日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
くろたま(プロフ) - 完結お疲れ様でした！とても感動しました！これから新しい作品も頑張ってください！ (2018年12月27日 17時) (レス) id: e91efce020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年10月7日 15時
