続・天才少年の過去【アンナチュラル】 (ページ9)

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天才少年_51 ページ9

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毛「何やってんですか？」

『まあまあ、そう言ってやるなって』

警察が来て、毛利さんにものすごーい責められてる東海林

「監視カメラを確認しました。ぐったりした東海林さんを支えるように抱えて部屋に入る権田原の姿が写ってました。フロントに聞いたら部屋はあらかじめ取ってあったそうです」

『うわー計画的…』

東「最っ低！弥一は絶対にあんな大人になっちゃダメよ」

『ならないならない』

なりたくないなりたくない

毛「いやでもよく知らない男と酒飲んで酔っ払う方にも問題があると思うんですけど」

東「知り合いなんです同じジムの」

毛「じゃあお互い承知の上で？」

東「承知してません！」

背中ばっくりあいちゃってますもんね、と東海林の背中を覗き込む毛利

『背中でばっくとか…wダジャレかよw』

三「弥一うるさい」

『酷くない？今日ミコト酷くない？？』

三「女性がどんな服を着てようが、お酒を飲んで酔っ払っていようが、好きにしていい理由にはなりません」

『そりゃそうだ』

三「同意のない性行為は犯罪です」

『犯罪です！』

東「いやまだしてない！」

三「まだしていませんが」

『してませんが！』

毛「でも血液中から睡眠薬も何も検出されなかったんでしょ？」

三「体内の残留が少ないﾔｸ物なら、12時間もすれば残らないものもあるんです」

『あるんです！』

毛「なんで今日弥一くん三澄先生の腰巾着位置なの？」

『機嫌損ねない方がいいかなと思って…』

三「弥一」

『スイマセン』

「毛利さん｣

男の上着の中からこんなものが、と袋に入った薬を持っている

東「ほれでた！」