続・天才少年の過去【アンナチュラル】 (ページ5)

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天才少年_47 ページ5

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NOside

三「どうして？どうして止めなかったんですか？」

中「殺すやつは殺される覚悟をするべきだ」

三「そんな話をしてるんじゃない！鈴木さんの人生の話をしてるんです。それに、弥一も怪我を…」

中「何？」

三「鈴木さんの振りかざした刃を、自分の手で掴んだんです」

中「無事なのか！？」

三「救急車で運ばれました。意識はあります」

中「…そうか」

三「どうして…！鈴木さんに2人も傷つけさせて…」

中「思いを遂げられて本望だったろ」

三「納得できません…｣

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『犯人の子無事なのか！？よかったぁぁい"っだー！』

今俺は病院にいる。両手を包帯でぐるぐるにされて

まあ正確に言えば、包丁をぎゅっと両手で掴んだので、傷は右手は指に、左手は手のひらについている

まあどっちにしろぐるぐるなのは変わらないが。

看「あっちょっと！安静にしてて！また縫う羽目になるよ」

『両手使えないって不便…』

看「ホントに危ないことしたね」

『俺が止めなきゃ犯人の子死んでたかもよ？そしたら鈴木さん…刺した人も殺人罪に問われるし』

看「でも…そういうことしてたら、いつか君が死んじゃうよ」

『俺の命なんかで誰かが救われるなら…それでもいっかな…』

看「そんな事言わない。君が死んだら悲しむ人いるでしょ？」

『んー…まあ…』

UDIのみんな…まあ中堂はわからないけど、悲しんでくれるかな…

中「工藤」

『へっ！？』

びびったー…いきなり後から呼ばれたから驚いた。

噂をすればなんとやらってやつか。

『まさかアンタが来るなんて』

中「………大丈夫か、怪我」

『両手使えないってかなり不便だよなー…ってあああ！解剖出来ねえじゃん！！』

中「そうだな」

『あ、まって俺死んだわ。うん死んだ。ちょっとおねーーさーーん！これって全治何ヶ月ですかァ！？』

看「2週間ぐらいね。

後、普通は感染が怖いから毎日病院に来て欲しいんだけど、法医学者さんなら大丈夫かしら？｣

『大丈夫。医師免許持ってるしね』

看「10日後抜糸するから、また来てね」

中「そういえば…お前を連れて警察に来いと言われていたな」

『それを早く言いやがれバカ野郎』