続・天才少年の過去【アンナチュラル】 (ページ13)

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天才少年_55 ページ13

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『いやー事件無事解決したし、東海林の疑いも晴れた！良かったね！』

神「良かった良かった！」

夜、UDIで中堂、神倉さん、俺の3人で飲んでた(俺はジュース)

神「三澄さんの行動力には目を見はりますね、先日も中堂さんと木林さんの後を付けて所沢の葬儀場まで行ったぐらいですしね」

その言葉に驚いて神倉さんの顔を見る中堂

そして少し嬉しそうな神倉さん

おでんを食う俺(←)

神「気づいてない？中堂さんも脇が甘いなあ」

『甘いなあ』

神「三澄さんも一緒に調べるつもりですよ、中堂さんが探している事件の犯人を」

中「…あいつは暇なのか」

『なんでそう考えるかなぁ、協力体制だよ協力体制』

中「協力するつもりはない」

神「いいお目付け役が出来ました」

『ぶっw』

飲んでたオレンジジュース吹き出したわ

『ミコトなら適任だな』

その後も、遅くまで食べたり飲んだりしていた

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一週間後

『あぁ疲れた～〜』

解剖を終え、ガサッとかりんとうの袋を掴んで自分のデスクへ戻る

東「所長、他に何か甘いものないんですかー？毎日かりんとうばっかり」

神「東海林さんが解剖の後甘いものがいいからかりんとう常備しとけって」

東「撤回！もう飽きました」

『はい！次はチョコレート系がいいでーす！』

はあ？という顔をする神倉さんを見て、東海林が、って六郎が言ってました！となすりつけ

三「所長これ配りましょう、遠隔死亡診断のガイドライン」

神「お願いしまーす」

久「遠隔死亡診断…？」

三「厚労省の主動で新しく始めるんだって」

神「弥一くん、それ読んで｣

『俺ー？しゃーないなぁ…』

書いていることを読み上げる

『えー、離島や過疎地などの医師がいない場所で、ご遺体を看護師が映像で撮影して、それをこっちにいる医師がテレビ電話などで死因を確認。死亡診断書を発行する。らしい。』

久「あの、これ、映像だけで死因なんて分かるんですか？」

中「分かるか。俺に言わせりゃこんなもんクソの役にもたた『お前さぁ、そうやって否定から入るのやめろよな』ﾁｯ」

神「うちもいつ依頼が来るか分かりませんから、ちゃんと読んといてくださいよね」

おもむろに立ち上がりバンッと先程配られた書類をゴミ箱に入れた

『捨てた！捨てたよ今！』

神「中堂さん！」