大人になっても恋してもいいですか？ (ページ2)

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花が枯れて、蕾になったページ2

私がクリスマスに彼氏に振られた日

「大丈夫ですか？」

私に手を差し伸べてくれた

男の子

「そんな泣かないでください！…こっち座りましょ？」

『っ…』

ずーっと慰めてくれた

私の隣に座って

名前も知らないのに

「その人おかしいですよ！こんないい人振るなんて！！」

『あははっ…私が悪いんだよ』

「じゃあ、なんでそんなに泣いてるんですか？」

『っ…それは』

「あ、俺…谷口颯真(たにぐちふうま)っていいます！よろしくお願いしますね！」

『私は…高島 A…ごめんね、おばさんのこんな話に付き合ってもらっちゃって』

颯真「おばさんって？…高島さんには俺の話、これから沢山付き合ってもらうんで」

『へ？』

颯真「出会ったばっかなのに…連絡先聞いてもいいですか？」

この子は軽いんだなって

誰にでもこうなのかなって思った

だけど、一緒にいると楽しくて

まぁいいかって諦められる

『いいよ、はい…いつでもは困るけど、ストレス溜まったらメールして』

颯真「ありがとうございます！…メールしますね」

『でも、高校生でしょ？…さっさと帰りなさい』

颯真「はい、また…!!」

なんだろうこの気持ち

変な…感じ