転校少女の行き先は【妖怪学園Y 高等部編】 (ページ6)

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6話ページ6

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ライム「僕達から言えることはこれくらいじゃないかな」

『ありがとうございます』

ライム「何か分からないこととかがあったら、なんでも聞いてね」

ソワレ「...ツムギ、」

『...。あの、1つ良いでしょうか...？』

『何故そこまで、"品位"にこだわりがあるのでしょうか。それに...』

『中等部にも何か理由があっての事かと思うのですが』

「「「.........。」」」

数秒間の沈黙が流れる。このことは聞いたらマズかったようだ。

豪万蛇「先程も言ったように、これは学園を守るための品位ある行動だ。異論は認めん」

『...承知しました』

ラナ「...そろそろお開きにしてはどうかしら」

須佐野「それもそうだな。星原、途中まで送っていくぞ」

『あ、ありがとうございます』

ライム「じゃぁ、今日はこれで解散で。また明日の放課後、よろしくね」

その言葉を最後に、私達は生徒会室を後にした。

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『はぁ～...』

須佐野「お前...よくあんな事言えたな...」

『ただ疑問に思ったことを言っただけです』

須佐野「俺、あんなに言うタイプじゃないと思ってたんだが...違うみたいだな」

『いや、理由も分からないまま仕事したくないので...』

須佐野「なるほどな」

『ところで、』

『中等部も不可解な事件や数年学力の低下...及び評判の低下は見過ごせない状況となってきてますね』

須佐野「そうだな...」

『あまり状況的には良くないですね、』

須佐野「...こっちからも1つ聞きたいんだが、お前はなんで生徒会に協力してくれたんだ？」

『(なんで...？そういえばしっかりとは考えてなかったかも...)』

『単純に、興味があったからです』

『それに誰かと何かをするって、楽しそうだなって』

須佐野「...そうか」

彼はそれだけ言って、私の顔を見て微笑んだ。