検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:603 hit

11話 ページ18

そう言うと、次にジンペイ君が明るい口調で皆に呼び掛ける。

ジンペイ「さ〜て!一件落着したことだし、みんなで美味いもんでも食いに行こうぜ!」


すると、



ゴゴゴゴゴ.....................



ジンペイ「なんだ?」

突然地面が揺れ、地響きなようなものが鳴り響く。

なんの変哲もなかった芝生の地面が開き、【Y___KTB】と記された緑色の装甲車がピッタリとズレもなく横一列に並んだ。

ジンペイ「なんだ!?」

ラント「これは一体....!?」

急過ぎる事態に、後輩達こら困惑の声があがる。

ライム「ちゃんと学園長には相談したんだけどね。"交渉決裂"しちゃって」

ラント「なに?」

そうライムに問おうとした時、装甲車からガタイの良い男......."豪万蛇スグル"が出てきた。

マタロウ「誰..?」

フブキ「顔怖っ....」

すると何かに気がついたように中等部の会長さんが目を見開いた。

ラント「あの制服は……!」

コマ「高等部!?」

ジンペイ「ってことは先輩かぁ!」

ー回想

[学園長室]

キンヤ「これは_いくら高等部の要求とはいえ、承諾しかねる....!」

ライム「では、実力行使といくしかないですね」

キンヤ「ッ.......!」

『....。』

_


すると生徒会長の豪万蛇は、メガホンを持って睨み付けるように話す。


豪万蛇「私はY学園高等部生徒会長の"豪万蛇スグル"である!Y学園中等部全生徒に告ぐ!!
由緒あるY学園の品位を、中等部が落としていることは明白である!よって、我々Y学園高等部は、Y学園中等部の"総退学"を要求する!!」


ジンペイ「えぇぇーーーー!?!?!?」

そう言い放った会長に驚きを隠せない皆。

コマ「退学なんて、そんなぁ....」

メラ「勝手なこと言いやがって!!」

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:後藤 | 作成日時:2024年2月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。