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6話 ページ13

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その様子をまじまじと見ている人影が.....

臼見沢「ややっ、何かが起こりそうな予感がしますね」



エマ「あれはジンペイさんと...一緒にいるのは.....」

─────────────────────

マタロウ「ここが2年生の教室がある廊下で_」
  「?」

マタロウ君が何かに気づいたように立ち止まると、目の前には男子生徒が喧嘩をしている姿があった。

メラ「だぁ〜れがゴリラだゴラァ!!!」

リュウスケ「イビキをかいて授業中に寝るやつを、ゴリラと言わずしてなんという!」

メラ「んだと!?お前だって授業中に、園等先生の隠し撮り写真を眺めて鼻息を荒くしてただろうが!!」

リュウスケ「うっ...!貴様、プライバシーを侵害したな.....!!」

「「〜〜〜〜ッ!」」

バチバチと火花を散らすように睨み合う2人。

今の一連を聞くとヤバイ子達だな...;

そこに相まって話しに入るマタロウ君。

マタロウ「まぁまぁ、お2人とも!」

メラ「アニキ!」

リュウスケ「君たちか」

マタロウ「コホンコホン...いがみ合っている場合ではございません!控えおろう!ここにおわす御方をどなたと心得る!高等部1年生、芦矢ライム君と高等部2年生、星原ツムギさんであらせられるぞ!!」

何処かの時代劇風に言うと、さっきまで喧嘩していた2人がびっくりしたように口を開けてこちらを見る。
 
メラ「高等部だと!?」

リュウスケ「じゃあ先輩?そうは見えないな.....」

ライム「芦矢ライムです。よろしく」

『星原ツムギです』

ライムに続いて軽くお辞儀をする。
 
ライムは少し上を向いて「って、今日は自己紹介多いな.....」と呟いていた。

『ふふっ、そうだね』と私も小声で呟いた。

ジンペイ「ライムはモロキュウしてるから俺と同じ歳なんだぜ!」

コマ「飛び級ね...;」

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作者名:後藤 | 作成日時:2024年2月12日 21時

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