【名探偵コナン】 魔術をかけられた少女〜

第十六話 byキドぽん ページ18

「お前なー！！！昨日のこと灰原に言おうとしただろ！」

ぎくっ

「そ、そ、そ、そんなわけじゃ........」

「秘密なって朝いったばかりだろ？ったく....」

なんか私は哀ちゃんに言おうとした前提で考えられてる....

ま、まあ、その通りなんだけどね........。

「ご、ごめんなさい........。」

私は俯きながらいった。そうしないと....涙が....

「あ、謝らなくてもいいけどよ....気をつけろよ。とくにお前が相談しようとした灰原なんかに知られたら........」

「私がどうかした？」

「うわっ！灰原！」

い、いつの間に哀ちゃんが........

コナンくんが哀ちゃんに必死に言い訳をしてるのをみて私はクスっと笑った。

私....いま....長年溜め込んだ幸せを一気に受けている気分だな........。

はたから見たらこんなこと日常的なものだと思うかもしれないけど....私にとっては....

このコナンくんたちといる、一秒一秒に幸せを感じる。

ずっと....普通の人間として、コナンくんたちと暮らしたいな。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「ただいまー！」

「ただいまです」

私たちは学校を終えて事務所に帰ってきた。

おじさんと蘭お姉さんはいなかった。

「おっちゃん。仕事かな？珍しいな....」

いま、コナンくんがすごいこといったような気がするけど気にしない気にしない。

ん？そしたらいま....私たち....二人きり？

あわわわわわ....展開が早すぎるよー！

コナンくんもこの状況に理解したらしく、私を見つめた後にかぁーと赤くなった。

そのままお互い無言になる。

意識しすぎると........なにを言っていいかわからなくなっちゃうよ....

この状況....どうにかしてください

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