第十一話 キドぽん ページ13
「............コナン....」
「まさか....Aか?」
再び月が顔を出しコナンを照らしていく。
その表情はあきらかに動揺の色をみせていた。
「....なんで....」
「............」
いまの私は誰がどうみても銀色に光る狐の姿だった。
「A....」
私は何も言えずにただうつむいた。
それを見たコナンがゆっくり私に近づいてくる。ここはベランダ、後ずさりはできないので私はフェンスに身体をピタッとくっつけながら彼が近づいてくるのを見ていた。
「A....何があったか話してくれねぇか?」
「............」
「いきなりこんな姿になって俺たちはどうすればいいかわからねぇし」
「........」
「これから一緒に生活するんだから、いろいろ教えてくれよ」
「!」
一緒に....生活....
そうだ。私はこれからコナンや蘭さんと....
「わ、分かった........」
それから私は今までの過去を洗いざらい話した。
最初は動揺していたコナンも後半にいくにつれだんだん真剣になっていった。
「つまり........お前は満月になるとその....からだに戻ってしまうんだな。誰だか知らねぇが酷い奴だな」
「私が悪いんだよ」
「........それで?お前が元に戻る方法とかってないのか?」
コナンが尋ねてきた。
元に戻る............もし、お月様の言ったことが本当だったなら、解決策はただ一つ。
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怪盗コロン@キドぽん(プロフ) - AYAさん» ありがとうございます!!!!私は駄作ですがこれからもよろしくお願いします! (2014年5月4日 22時) (レス) id: 17d864debd (このIDを非表示/違反報告)
AYA - ヤバイサイコー! (2014年5月4日 20時) (レス) id: 16b0a7f314 (このIDを非表示/違反報告)
美波ナナ(プロフ) - 摩可さん» はい!頑張ります!! (2014年5月1日 6時) (レス) id: c80b7ecc90 (このIDを非表示/違反報告)
摩可 - 続き気になります!楽しみにしてるので更新頑張ってください♪(*´ω`*) (2014年4月30日 22時) (レス) id: 035b80628e (このIDを非表示/違反報告)
美波ナナ(プロフ) - 笠松志帆なのです!さん» ありがとうございます! (2014年4月29日 19時) (レス) id: c80b7ecc90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怪盗コロン@キドぽん&美波ナナ x他1人 | 作成日時:2014年4月3日 15時