【名探偵コナン】 魔術をかけられた少女〜

第七話 byキドぽん ページ9

「............」

「............ごめんなさい」

「だ、大丈夫だよ！もう一回作ろうか！」

私と蘭でハンバーグを作っていた....そう作っていたつもりだった

なのに....なのに....なんで炭が出来上がってんのですか？

震える手で炭に包丁を入れる。サクっと音がして中からは真っ赤な肉が見えた。

なんで外は黒いのに中は赤いの？生肉じゃん！

「ほ、ほら！そんな顔しないで再チャレンジよ！」

「ごめんなさい....」

私は必死に泣きたいのを我慢しながらハンバーグをこね始めた。

＊＊＊＊
「「ごちそうさまー！！」」

「A！やればできるじゃない！」

「う、うん....ありがとう....」

夜ご飯に必要だったハンバーグの数は四つ。

その内の二つは私が作ったのだ！

誰のになったのかは知らないけど我ながらよくできた。

うーん....今の時代のご飯を作るのは難しいな....

「そういえばAは何才なの？」

「えっ?.....えーと....」

何才なんだろう....

「見た目からしたらコナンくんと同じぐらいだね」

「あ、うん....そうだね....」

「じゃあ小学一年生？」

「え？あ、うん....」

なんかよく分からないから適当に合わせたけど....ショウガクイチネンセイ？

「そうか....じゃあコナンくんと同じ小学校でいいかな？」

ショウガッコウ？

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