小さな名探偵と大きな絆 【名探偵コナン】 〜仲間〜

第二章 第十八話 ページ19

蘭side〜

「....！」

私が目を覚ましたときにはもうすっかり明るくなっていた。

時計を確認する

「9時45分....嘘でしょ！？」

私は飛び起きて布団を畳んだ。

服部くんと和葉ちゃんとは11時に待ち合わせをしている。

完全に寝坊だ。しかもお父さんもコナン君も起きてない。コナンが起きてないのは珍しいな

「お父さん！コナン君！起きて！！寝坊よ！」

お父さんはしばらくして起きたが今だにコナン君はまだ起きてない。

「どうしちゃったんだろう」

コナン君はもうしばらくたったら起こそうかな？

私はそう考えて自分の支度を始め....ようとしたが

「おい、蘭〜俺の髭剃りしらねーか？」

「お父さん！いつまで寝ぼけてんのよ！！お父さんのケースの中に入ってるでしょ？」

「おーそうだった」

「はぁ....」

私は大きなため息をついた

自分の支度はいつになったらできるのかな？

まだパジャマだよ........

コナンside〜

ここはどこだ？

真っ暗....いや、かすかに光が漏れている。

俺は光に向かって進んだ。

(あれ....？)

ちょっと走っただけなのに光はすぐそこにあった。

(光....いや、部屋の電気の光が漏れてる？)

俺は光が漏れている隙間を覗いた。

(灰原....！？)

そこには灰原がいた。そして灰原の近くには

(べ、ベルモット....！？)

灰原とベルモットが話をしている。

しかも........

(なんで灰原....笑ってんだ？)

なんと灰原は笑顔でベルモットと話をしていた

その光景は友達同士が親しく話しているように見えた。

(嘘だろ....灰原....！？)

俺が灰原をみていると灰原も俺に気がついたらしい。

一瞬驚いた顔をした....すると

「ベルモット....あそこに....」

「あら、可愛い子犬ちゃんだいるわね。でも....私たちには子犬なんていらないわ....シェリー..
やっちゃって☆」

「ええ、分かったわ」

灰原はそういうとどこから取り出したのか拳銃を手に持ちこちらに向けた。

(嘘だろ....灰原?)

灰原の目は冷たくまさに黒づくめの奴らと同じ目をしていた。

灰原が引き金を引く....

「灰原ぁ！！！」

「コナンくん！！！起きて！」

「えっ？」

夢....？

「コナン君....大丈夫だった？なんかすごいうなされてたけど....」

「うん....大丈夫....」

夢....だったのか....なんて夢だ。

俺は冷や汗を手で拭ってから出かける支度を始めた。

〜☆

第二章入りました！

そしてもうすぐで600hit....

これこそ夢ですか？((

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