好き3 ページ4
＊
雄英高校に無事合格した私
成績はクラスで5位と中々です
今のところ、友好関係も順調
絶賛人生安定期です(何それ？)
毎日勝己くんと登下校をしてて、
相変わらず私は勝己くんの背中を追うばかり
せっかく雄英に入れたのに、結局何も変わってない
「おはよー！Aちゃん！」
『あ……おはよう、お茶子ちゃん』
教室に入るなり、お茶子ちゃんが声をかけてくれた
私も小さく手を振って、挨拶を返す
「麗日さん、秘覚さん、おはよう」
その時、出久くんも登校してきて、
また挨拶をする
「デクくんおはよー！」
『おはよう、出久くん』
私とお茶子ちゃん、出久くんは、私の席に向かって歩く
お茶子ちゃんは雄英に入って初めての友達だ
お茶子ちゃん、優しいし可愛い……
出久くんは中学校からの友達
って言うより似た者同士でよく話してただけなんだけど……
中学校卒業してあんまり時間経ってないのに懐かしいな
何でだろ
時間が経ってないと言えば……
“また、会えるか？”
あの人にももう会ってないな……
顔が思い出せない
いつから？
最近かな？
それとも、ずっと前？
いつまでも美しく光る指輪がただ、“証”として残る
また会うための……約束の“証”
一つの映像が、喉の奥で詰まるこの感じ……
気持ち悪くて、仕方がない
『………』
「……Aちゃん？どうかした？」
いつの間にか自分の世界に入ってしまっていた様で、
お茶子ちゃんが心配そうに声をかけてくる
『え、あ……大丈夫。何でもないよ』
考え事？と、出久くんにも聞かれ、頷く
するとお茶子ちゃんがいきなり、私に聞いた
何を思ったのか、と少し呆れる質問
「……ハッ！もしかして……好きな人出来た!!?」
『ふぇ!?』
あまりに唐突な質問に、思わず声をあげてしまった
自分の席についた直後だったため、
勝己くんが思い切り振り向いて怒鳴ってきた
「んだとテメー‼どこのどいつだ‼」
そのキレ具合と言ったら
皆がこっちを見るほどで、私の方が困る
『ちょっ！』
「かっちゃん……！」
私はしーっ！っと、人差し指を口の前で立て、彼を宥める
『違うよ、好きな人とかじゃない！お茶子ちゃんの勘違い』
私が慌てて言うと、勝己くんは少し安心したような声で、
また誤解を生むような言い方をした
「浮気したら許さねぇぞ」
「「え!?」」
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星無優凍(プロフ) - にゃんこＭさん» 本当ですか！！？？めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2019年12月9日 19時) (
レス) id: 4137a2b23b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこＭ - オーバーホールかっこいい！！このお話好きです。頑張ってください (2019年12月9日 17時) (レス) id: 5f9b6ccd05 (このIDを非表示/違反報告)
星無優凍(プロフ) - ちつかさん» ありがとうございます!たいへん嬉しいです！ (2018年12月17日 18時) (レス) id: 2dc8ad8af7 (このIDを非表示/違反報告)
ちつか - いいですね~ (2018年12月16日 18時) (レス) id: c864c21ee8 (このIDを非表示/違反報告)
星無優凍(プロフ) - まっちゃオレさん» なんですかとつくぐらい喜んで頂けて嬉しいです！オーバーホール格好よくできてますか！よかったです！更新なるべく毎日頑張るようにしてますが、難しい時もあるので、そこはご了承下さいませ。頑張りますね！ (2018年2月7日 19時) (レス) id: 2dc8ad8af7 (このIDを非表示/違反報告)
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