小悪魔☆ハニーvol.42《T.MASUDA》 (ページ36)

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「あ…うん…」

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のぼせるとか…w

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心配そうなAに
「大丈夫だよ。」って強がってｵﾚはお風呂から上がる

…ほんとはちょっと気持ち悪い。

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A「お水…」

貴久「ありがと…」

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気が利く彼女♪

Aからｺｯﾌﾟを受け取り一気…

冷たい水が美味しかった。

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と。同時に
ｼﾁｭｰの香りがしたんだけど
全然食べる気が起きなかった

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「ｼﾁｭｰ…食べる??」って聞かれたけど…

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貴久「ｺﾞﾒﾝ。食欲ない…w」

A「ん。大丈夫。」

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待たせたくせに…

食欲ないって。

もっと別な言い方があったはずなのに
この時は気分悪くてそこまで頭回らなかった

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ﾄﾞｶｯとｿﾌｧｰに座り
目を閉じて少しﾘﾗｯｸｽ。

そこにAが駆け寄り
ﾋﾟｯﾀﾘ。ｵﾚにくっついて座った

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貴久「どした？」

A「…ｳｳﾝ。」

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頭にﾀｵﾙかけてるｵﾚにはAの表情がわかんない。

でもほんとに余裕なくて
「ふぅ…」ってため息ついた

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貴久「ｼﾁｭｰ…食べてきたら??」

A「…。」

貴久「…ｵﾚのことは気にしなくていいから」

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「ん。わかった」

そう言うとAは
ｽｯ…っと席をたち。

そのままお風呂に行ったようだった

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しばらくしてｼｬﾜｰの音がしたとこまでは覚えてる。

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ｵﾚはそのまま爆睡したみたい

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結局朝まで寝ちゃって。
目が覚めた時、ｵﾚの体には大きめのﾌﾞﾗﾝｹｯﾄがかけられていた

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Aは…??

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ｶﾞﾊﾞｯと体を起こすと
ｷｯﾁﾝで朝ご飯を準備するAがいた

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いい匂い…♪

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ｿﾌｧｰからじっと見つめてると
「あ。おはよ♪」って。

Aはｵﾚを見て微笑んだ

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貴久「美味しそうな匂い♪」

A「…食べられそう??」

貴久「うん。」

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今朝はｼﾁｭｰとﾄｰｽﾄ。
ｻﾗﾀﾞとﾌﾙｰﾂ。

めっちゃ美味しくて
おかわりまでした。

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貴久「あ。今日帰り遅くなるかも」

A「ん。大丈夫だよ」

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いつものように駅に向かい
Aは途中下車で。

いつもは元気なﾊﾞｲﾊﾞｲ。

でも
今日はすごく控えめだった。