story2032 ページ33
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緊張が解けたのか
車の中で松島くんは喋る喋る…
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大学時代の事とか
将来の夢とか。
なかなか家族思いでｲｲｺだな、と思った。
まだ慣れない仕事だけど一生懸命覚えようとする姿勢は期待できる。
今後に期待…かな。
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ｶﾀﾛｸﾞ取りに行き
そのままｸﾗｲｱﾝﾄの会社に戻り
なんだかんだしてて
会社に戻った時にはもう7時をとうに越していた
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疲れた…
ﾎｯとした分疲れがﾄﾞｯとでた。
自分のﾃﾞｽｸに戻った瞬間
物凄い疲労感w
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仕方のないことだけど
今日の仕事は手付かずのままで
残業するか
休日出勤するしか間に合いそうにない
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でも今日中にやらないといけないことだけは
済まそう。
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手越「お疲れ様。」
増田「あぁ…」
手越「顔。疲れてるけど平気??」
増田「…大丈夫w」
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松島くん「あ、あのっ!!」
増田「んー？」
松島くん「僕何か買ってきますっ!!」
増田「いいっていいってw」
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松島くん「いえ。このくらいしか出来ないんで!!」
増田「あ、おぃおぃw」
手越「足はやっw」
言うが早いか松島くんは
猛ダッシュで部署から飛び出して行ってしまった
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小山「ｲｲｺじゃん」
増田「うん。」
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ｼｹﾞ「まっすー惚れられたなw」
増田「ふはっw」
ｼｹﾞ「男。でよかったけどw」
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手越「そーいえば。増田さんの机の上のｺﾚ…」
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手越が指さした袋。
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「ひょっとして…」の言葉に。
増田「…。あっ!!!!」
小山「やっぱりw」
増田「やっべぇ!!忘れてた!!」
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Aのお弁当!!
すっかり忘れてた!!
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朝めっちゃ楽しそうに作ってくれたお弁当…
忙しくて忘れてたぁ…
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小山「なんか前にもあったよね。こんなこと」
増田「…あったw」
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ｼｹﾞ「今から食べる？」
増田「…だな。」
小山「え、待って。この時期危なくないか??」
手越「ｴｱｺﾝ入ってるし大丈夫じゃない？」
小山「えーでもずっと机の上に置きっぱなしだろ？」
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確かに…
ｵﾚの机の上に置きっぱなし。
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いつもなら日の当たらない所に置くんだけど…
…どーしよ…
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2019年10月3日 21時
