story2018 ページ19
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Aの勤めてる会社は
某大手自動車ﾒｰｶｰ。
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働いてる人もうちとは比べ物に
ならないくらい多い
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当然。
ｴﾘｰﾄ社員になればかなりの高給取りで。
うちの会社の女の子たちも
Aの会社のﾔﾂと
合コンとなれば気合いの入れ方も違う
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……ｲｲ男。
いっぱいいるんだろーなー…
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Aはまだ社会人になって数ヶ月。
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若くて可愛い新人社員…
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…ﾓﾃないﾜｹないよな。
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…やっぱり入籍だけしとくか??
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いや…それじゃ束縛してんのと変わんない。
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はぁ…迷う。
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でもお父さんの気持ちも
分かってあげたいし…
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貴久「あー…もぅ！」
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…腹が減った!!!
考えてるとお腹空く!!
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それにさっきからいい匂いするし！
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A…まだ出てこないし。
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こんな時は…
ｼｹﾞにLINEしてやろう
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貴［ｼｹﾞψ(｀∇´)ψ］
ｼｹﾞ［お嬢。見つかったか??］
貴［なにしてんのー］
ｼｹﾞ［別に］
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…つまんない
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次になんて返そかなーなんて思ってると
「お待たせっ!!」ってAが帰ってきた
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貴久「わぁ、ﾋﾞﾋﾞｯた」
A「ｺﾞﾒﾝｺﾞﾒﾝw」
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慌ててｽﾏﾎをﾎﾟｹｯﾄにしまい
「指輪あった？」って聞くと。
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A「ん？ぁ、うん。」
貴久「……??」
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なんか変な間が…
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まぁ。特に気にせず。
「お腹すいて限界なんですけど…」って言うと
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A「あ。そーいえばゆーてぃーがｵﾑﾗｲｽお土産にくれたよ。食べる？」
貴久「食べる!!」
A「ふふ♪」
貴久「じゃー…景色のいいとこ行こ」
A「はーい。」
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Aと少しﾄﾞﾗｲﾌﾞして。
夜景のｷﾚｲな公園の駐車場。
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途中でｺｰﾋｰ買って…
お茶とか買って。
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車の中で夜ご飯。
めっちゃ美味そうな匂い♪
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貴久「いただきまーす！」
A「私もいただきまーす！」
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貴久「それ。ｵﾚの分もある??」
A「桃??うん、あるー♪」
貴久「良かったw」
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ｵﾚはｵﾑﾗｲｽ。
Aは桃のｺﾝﾎﾟｰﾄ。
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貴久・A「美味しい♪」
A「あ。揃ったw」
貴久「なw」
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2019年10月3日 21時
