story1810＊JUN.M ページ10
松本潤side…
Aを呼び寄せるって言ったって
ｱｲﾂには何の準備もさせてねーし…
そんな短時間で連れてなんかこれない
.
櫻井「MJ、迷ってないで早く行動してください」
松本「いつ到着だ？」
櫻井「一時間後です。」
.
1時間…
ｵﾚのﾏﾝｼｮﾝの往復でも30分以上はかかる。
間に合うのか⁈
.
ﾐﾔﾋﾞ「私も行こうか？」
松本「何？」
ﾐﾔﾋﾞ「どうせあの子ﾒｲｸ下手だし。
移動中…私が何とかしてあげるから」
．
ﾐﾔﾋﾞだって一流ｷｬｽﾄだ。
太い客がどれだけ大切かを知っている
ｵﾚはﾐﾔﾋﾞを連れ…車に乗りこんだ。
すぐにAに連絡。
なかなか繋がらなくてｲﾗｲﾗ。
ようやく出たときは「もしもーし…」ってのんびりした話し方。
松本「お前今どこだ⁈」
怒鳴るｵﾚにﾐﾔﾋﾞからｸﾞ-ﾊﾟﾝﾁ。
「貸して‼ｻｸﾗが可哀想‼」って言って電話を奪った
.
ﾐﾔﾋﾞ「もしもし？わかる？ﾐﾔﾋﾞだよ？
ｻｸﾗ..今どこにいるの？緊急事態でね？
お店に来てほしいの。
無理なのはわかってるけど、昨日のお客様がどうしてもｻｸﾗに会いたいって…
…うん。
…うんうん。
…わかったよ。じゃ、そこにいてね？」
.
ﾐﾔﾋﾞ「今ご飯作ってたところだから…少ししたら〇〇駅に向かうって」
ｵﾚは車を飛ばし…急いだ。
目的の駅にはAがﾎﾟﾂﾝと立っていて
ｵﾚの車を見つけるとすぐに駆け寄った。
松本「乗れ」
A｢…!」
ﾐﾔﾋﾞ「怖いなぁ…。さ、ｻｸﾗ後ろに乗って」
.
ﾐﾔﾋﾞは慣れた手つきでAを変身させていく。
「きゃぁ…///」
「うるさいわね、ここで着替えなさいよ w」
「だって…///」
「MJは運転中で見てないわよ w」
「あ…ちょっとﾐﾔﾋﾞちゃ…」
｢あ。ｻｸﾗ..ｵｯ ﾊﾟ ｲ やらかーい♪」
.
いーなー…
楽しそー…w
でもこうして見てると二人ともが可愛い。
ｷｬｯｷｬしてる2人はまるで姉妹。
周りが見えないって怖い。
Aはｵﾚのﾏﾝｼｮﾝにはいなかった。
そこにも気がつかず…
やっぱり今日が何の日なのか。
ｵﾚにはわからないでいるままだった。
.
．
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年11月30日 20時
