story1809*JUN.M ページ9
松本潤side…
「いらっしゃいませ。」
.
今日もとりあえずHappinessに顔を出した。
ミヤビ「…サクラは?」
松本「…クビ。」
.
ミヤビ「昨日の出来事で?」
松本「アイツには向いてない」
.
ミヤビ「昨日の客…不動産王。みたいだね」
松本「不動産王⁈」
ミヤビ「今結構キテる会社みたいだよ。」
.
希「MJー♪」
名前を呼ばれて振り返ると希ちゃんはオレに手を振っていて、客に肩を抱き寄せられてシャンパンを飲んでいた
.
櫻井「最近スゴイですよ、指名」
松本「…。」
.
隣にいたミヤビは面白くないのかフン..とソッポを向いて行ってしまう。
…別にミヤビに指名がないわけじゃないけど
売り上げを見ればグングン伸びているのは希ちゃんの方。
.
まぁ…
あれだけ客と触れ合っていればそれもアリなのかもしれない。
.
あーゆーのを見ると
ちょっとランクの下の店、だったのかなと推測してしまう。
.
ミヤビは手の届かない宝石のようなキャストで。
希ちゃんは触れ合えるキャスト。
どちらがいいとは言えないけど…
.
松本「今日は特に問題もなさそうだな」
櫻井「…ちょっと待ってください。」
櫻井はイヤモニを弄りながらオレを止めた。
そしてオレの顔をチラリと見て「ちょっとまってて」とイヤモニを外す。
.
櫻井「今すぐここにサクラ...呼べますか⁇」
松本「は?」
櫻井の顔は引きつっていて
ただ事じゃないっていうのがわかった
.
櫻井「指名です」
松本「サクラに?」
.
櫻井「ハイ...。
昨日のお客様からです…。」
松本「昨日の?」
.
櫻井「J- stormカンパニ-の…東山様です」
松本「東山…東山っ⁇」
.
つい最近ニュ-スになってた人だ。
若くして小さな会社を大企業にまで成長させた男
年収何億も稼ぐ投資家。
東山紀之氏。
やっぱり只者じゃないと思ったのはそのせいか‼
櫻井「MJ‼」
松本「…サクラに何の用なんだ」
櫻井「それが…」
昨日の無礼を詫びてほしい、だとしたら…
考えただけでも身震いする
櫻井「サクラに話があるそうです」
…⁈
櫻井「すぐに連れてきてください」
.
story1810*JUN.M→←story1808*JUN.M
654人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Milk-T | 作成日時:2017年11月30日 20時