story1822 ページ22
．
小山｢ん？」
A｢あ…そーなんです…よね？」
増田｢…さぁw」
A｢違うんですか？」
増田｢さぁ…どうなんだろw」
A｢…。」
.
ﾊﾞ-ｶw
拗ねてんじゃねーよ。
Aはちょっと口を尖らせ困り顔。
ｵﾚは視線を合わせず…
すると小山が｢そろそろAちゃん…いいのか？」って聞いてきた。
.
ﾐﾔﾋﾞ｢ｻｸﾗ..。時間」
A｢…ぁ。…ﾊｲ。」
．
そういうとAは席を立ち｢今日はありがとうございました。」と頭を下げる
．
小山｢え？帰っちゃうの？」
A｢…まだ見習いなので。失礼します」
.
ﾍﾟｺﾘ...と頭を下げるA。
そのまま店の奥へと消えていった。
．
主任｢あの子…なんにもしてねーw」
ﾐﾔﾋﾞ｢いえ…。そんなことないですよ。ね？」
…ﾄﾞｷ。っとしちゃうようなｳｲﾝｸされて。
思わずうつむいた。
．
Aはあのまま帰るんだろうか。
増田｢ｽｲﾏｾﾝ..ｵﾚも失礼します。」
誰の話も聞かず慌てて店の外へ出た。
少しするともう少し先の店の裏口から
そこから着替えたAが出てくる
…でも髪はあのままで。
ﾒｲｸもそのまま。
｢貴久♪」って駆け寄るA。
ちゃんとｶﾗｺﾝは外してあった。
.
だからって許したわけじゃない
腕に掴まるAに視線を向けずｵﾚはﾀｸｼ-を捕まえようと道に近づいた
.
A｢あ…ｹ-ﾀｲ...」
増田｢…待ってるから取ってこいよ」
．
A｢すぐとってくる!!」
店に逆戻り。
それと入れ替わりに出てきたのは元ｶﾉ。
客と腕を組み親しげに出てきた
．
相変わらずだな…と思いながら気づかれないようにﾀｸｼ-を捕まえ、Aが出て来るのを待った。
.
希｢まーすだくん♪」
自分のすぐ後ろから声がして
ﾂﾝﾂﾝと腕を引っ張られる
希｢もう帰っちゃうの？」
増田｢…離れろ」
.
希｢相変わらず冷たいんだからぁ…」
増田｢お前…児島は？」
希｢ん？別れたよ」
増田｢なんで」
.
希｢んー。やっぱり増田くんが好きだから♪」
…。
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年11月30日 20時
