小悪魔☆ハニーvol.38《T.MASUDA》 (ページ1)

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小林さんと話を済ませ家に入った

部屋の中は特に何も変わってはいなくて
…むしろAが来たような形跡はない。

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どこか不自然さを感じつつ…
ｲﾗｲﾗしながら荷物の片付け

もしも…

もしも小林さんの言っていることが本当だとしたら
Aは一体何を考えてる？

ｵﾚには時々お前がよくわからない

どうしてｵﾚと離れると大人しくしていられないんだ…

そんなにｵﾚを困らせたいのか⁇

…そんなことが頭をｸﾞﾙｸﾞﾙと回りはじめ
なんかこの後の食事会に出かける気にならない

あ…そっか。

食事会‼

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ｵﾚはすぐに小山に連絡を取り「場所変更したい‼」って伝えた

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小山〔どこ？〕

増田「Gravityって駅前の居酒屋‼」

小山〔なんかみんな…あそこ、好きだな w〕

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別に好きじゃない。
でも…聞き込むしかない。

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ｵﾚはとりあえずAの実家に連絡を取った。

今晩Aを泊まらせるために。

でもお母さんは出てくれなくて…
何度かかけたんだけどﾀﾞﾒ。

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ﾒ-ﾙ...でもいいかな。

ｵﾚは出張から戻ったことと、
Aを泊まらせるつもりですが大丈夫ですか？って言う内容のﾒ-ﾙを送った。

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少しして小山と合流。
「Aちゃんに連絡した？」って言われて気がついた

増田「ぁ。…してねーわ…」

小山「ぉぃぉぃ…大丈夫かよ。」

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昨日の夜電話の時に「昼には帰るよー」って言ったはずなのにAは来てない。

そもそもそれ自体がおかしかったんだ。

会いたいなら会いにこればいい。
ｵﾚが今日の夜食事会ってことを知ったのは車の中だ

…昼には帰宅するだから
会いに来てくれるもんだと思ってたのに…

増田「なぁ小山…」

小山「なに？」

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増田「きっと二次会あるよな？」

小山「だろうな、主任いるし。」

増田「ｵﾚ....行きたいとこあるんだけど。」

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小山には行き先だけを伝えた。

小山「ぅえぇ…。大丈夫か？」

増田「なにが」

小山「そんなとこ行って…ｵﾚ知らないよぉ？」

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