小悪魔☆ハニーvol.38《T.MASUDA》

story1846＊JUN.M ページ46

松本潤side…







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松本｢お前ってさ…」









思わず呆れて笑ってしまった。









増田って、Aのことになるとどこまでも支配したがるんだな。

持ち物までﾁｪｯｸしちゃって。
束縛もいいとこw









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…なんも知らないんだろうな、Aの事。









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そう思えたら呆れるよりもだんだんﾑｶついてきちゃった






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増田｢何がおかしいんだよ…」

松本｢いや…。知らないって幸せだな。と思って」









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増田｢はっ？」

松本｢お前は自分のしたい事をして…やりたい事をして。仕事場でも褒められて、周りからも信頼される。…うん、幸せなやつw」









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増田｢何が言いたい…」

松本｢お前…Aが入院してた時、何してた」









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増田｢何って…長野に出張して。仕事だよ」

松本｢…ｱｲﾂが入院した理由。聞いたか？」









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増田｢ただの貧血だろ？ちゃんと入院して。
安全なところにいるんだから大丈夫だったじゃん」

松本「ただの…貧血ねぇ。」









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増田｢それ以外…何かあんのかよ」

松本｢それは自分で考えろよ」









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増田｢知ってるなら教えてくれればいいだろ」

松本｢…取引するか？」









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増田｢取引？」

松本｢ｵﾚはAの秘密を知ってる」









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増田「秘密を⁇」

松本「お前はAを持ってる」









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増田「…」

松本「…わかるか？」









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増田「なんなんだよ…」

松本「…取り合うか w」









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増田「…」

松本「ｵﾚさぁ…。お前がいない間Aの面倒見てたわけ。」









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そう…。

増田がいなくなると

ｵﾚはずっとAと一緒にいて…Aのことを色々と見てきた。









松本「最初は嫌われてて。
顔見るだけで怒ってたAだったけど…最近は違うんだよ」









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…よく笑ってよく話して。
怒ったり拗ねたり…泣いたり。









甘えてくるようにもなった。









松本「ｵﾚ...思うんだけどさ」

増田「…」









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松本「別にAの隣にいるのは「お前」じゃなくてもいいんじゃねーかなって」









ここんとこ、とくにそう思う。









運命の相手…

そんな簡単に見つかるもんなんかな、ってね。





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