story1824 ページ24
．
A｢ありがと…」
松本｢おぅw」
.
立ち上がったA…。
膝が擦りむいて血が出ていた
松本｢歩けるか？」
A｢うん、だいじょうぶ…」
松本｢ほら、こっちも掴まれ…w」
.
ｵﾚの言いたいこと、したい事を先にしてしまう松本さん
なんか今までの松本さんとは雰囲気が違った
．
優しい…というか。
甘い…というか。
.
2人の空気感の違いにﾓﾔっとした
増田｢A…よっ…と。」
A｢え？…ぅわぁっ///」
膝を擦りむいて歩きにくそうなAをそのまま抱きかかえ、｢失礼します」と松本さんに頭を下げた
.
強引だったけど…なんか嫌だった
．
松本｢増田ぁ!!」
増田｢…なんｽか」
松本｢…Aのｺﾄ...抱くなよw」
A｢…!!///」
.
増田｢そんなのあんたに関係ない」
松本｢A…体調良くねーから。激しいのは禁止w」
．
…何それ。
何でそんなこと…
．
ｵﾚは返事せずそのままﾀｸｼ-に乗り込んだ
増田｢…絆創膏は？」
A｢あ…持ってる」
ｶﾞｻｺﾞｿとﾊﾞｯｸを探るAだったけど
いつものﾎﾟ-ﾁが無いらしく｢なかったw」って笑う
増田｢ｳｴｯﾄﾃｨｯｼｭは？」
A｢それは大丈夫」
ﾀｸｼ-の中でAの膝の汚れを取り
痛くないようにﾎﾟﾝﾎﾟﾝ。
｢ちょっとｺﾝﾋﾞﾆ寄って」とお願いして、ｺﾝﾋﾞﾆで絆創膏を買い、Aの膝に貼ってあげた
.
A｢ありがと…。」
増田｢うん…」
．
それ以上は会話しなくて。
家に着くまでお互い黙ったままだった。
．
そっと…Aの手が触れて。
手だけは繋ぐ。
今日…Aを見て。
A…ｷﾚｲだな。と…
そう思った。
普段しないような濃いめのﾒｲｸ。
大きな目が引き立つようなｱｲﾒｲｸにｶﾗｺﾝ。
長いﾂｹﾏ。
濃いめのﾘｯﾌﾟ。
ゆるふわのﾎﾟﾆ-ﾃ-ﾙ。
確かにあの美人のお姉ちゃんと並んでも
引けを取らないくらい美人だった。
会話が出来ないのは
ｵﾚが緊張しているせいかもしれない。
.
そう思うと
繋いだ手に力がこもった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 654人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年11月30日 20時
