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涼介「ここ。目立つんで。あっちに行きませんか。」
増田「いや。ここでいい。」
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涼介「こんな…いろんな人に見られてますよw」
増田「…だからいいんじゃない?」
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涼介「は?」
増田「…まだ。オレ...冷静でいられるから」
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涼介「…殴られるんスか。オレw」
増田「…それで済めばいいけどな。」
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涼介「…。」
増田「…どうなってる。」
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オレは山田の腕を離し
山田と向き合った。
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増田「お前。オレに言ったよな?
ずっとAのそばにいるって。」
涼介「…。」
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増田「Aは弱いから…オレが守るって言ったよな?」
涼介「…。」
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山田はうつむいたまま…目を閉じて悔しそうに唇を噛んだ。
ス-ツケ-スを掴む手も…
さっきまで女に組まれていた手も…
真っ赤になるほど握りしめて。
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涼介「…先輩のせいです…」
そう言った。
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涼介「Aが泣くのも…
Aが弱いのも全部先輩のせいです‼」
増田「…。」
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涼介「オレ....何度もAに言いました。
お前のそばにいたいって…。お前が好きだって…。
それなのにあいつ…全然オレのことなんか見てもくれなくて…。」
増田「…。」
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涼介「悔しくて…。
先輩のことなんか忘れさせてやりたかった…。」
増田「…で?」
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涼介「昨日…Aに電話をしたのは先輩ですか?」
増田「いや。違う」
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涼介「嘘だ。」
増田「オレは嘘はつかない」
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涼介「…だってA…。」
増田「Aは嘘つきが嫌いだからな。」
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そう…。
オレ達は嘘の積み重ねでこうなってる。
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もう嘘なんかつきたくなかった。
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嘘をついたって解決することなんか何もない。
こんな状態になってようやくそれに気がついたオレ...
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小さな嘘。
それはやがて大きくなる。
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人間だから嘘をつくことはある。
悪いことじゃない。
いい嘘…。
それもある。
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増田「お前はオレに「Aに愛してるって言われた」って言ったろ」
涼介「…。」
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増田「…あれは嘘だ。」
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ことね - 1月6日?か、わからないですけど、逃走中に松島聡ちゃんでるので、絶対見てください! (2018年1月3日 19時) (レス) id: addb51ad31 (このIDを非表示/違反報告)
ことね - 応援してますー! (2018年1月3日 19時) (レス) id: addb51ad31 (このIDを非表示/違反報告)
ことね - Mik-Tさん、こんばんはー!ことねです!あの、タブレット壊れたので今お母さんのスマホで、コメントしてます。なので、コメントできなかったりするときもありますが、ぜったいにタブレット治してくるので、それまで待っててかださい。 (2018年1月3日 19時) (レス) id: addb51ad31 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - masutoさん» コメントありがとうございます♪2人のラブラブが書けるようになりそうで私てきにも嬉しいです♪まだまだ続きますのでぜひ。移行後もよろしくお願いします。 (2017年9月23日 0時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
masuto(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます やっぱり二人のラブラブがいいですね!ほっこりします〜 (2017年9月22日 21時) (レス) id: f03d1cb49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年9月12日 21時