小悪魔☆ハニーvol.31《T.MASUDA》

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お母さん「私はね。正直に話して。ちゃんと連絡して欲しかったの」

A「…。」









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お母さん「嘘をつくなんて…。」









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悲しそうなお母さんを見て胸が痛んだ。
Aに嘘をつかせる原因はｵﾚだ。









だからとっさに「お前ひょっとして待ってた⁈」って声を掛けた。









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お母さん「え？」

増田「あ…実は一昨日Aのｽﾏﾎ..壊れちゃって。昨日…飲みに行くこと伝えてなかったんです」









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お母さん「そう…なの？」

増田「一昨日の夜。二階からｽﾏﾎ落っことすとこたまたま通りかかったときに見ちゃってw
明日直そうな？って言っちゃったから。」








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お母さん「じゃぁ…」

増田「そっか、ごめんなー。ｵﾚの言い方が悪かったかもー。ずっと待ってたのか…本当ごめん」









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ｵﾚはAの隣に座って「お母さんごめんなさい。」って謝った。








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お母さんは「まぁそう言うことなら…それならそう言いなさいよ…全くw」ってﾁｸﾘと嫌味を言って部屋から出て行って。









…ｵﾚとAの2人。





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うつむいてるAの頭をﾖｼﾖｼ...。









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そのままAはｺﾃﾝ..とｵﾚの方に頭を倒し
ｵﾚはその頭を抱きしめた。









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ｸｽﾝ...と鼻をすするA。









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何も言わず頭をﾖｼﾖｼ。









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嘘をついたのはいけないこと。

でも…怒るのはもっと後。







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Aの気持ちをしっかり受け止めてから。


たくさんたくさん甘やかせてからでいい。








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そうすればAは必ず自分から話してくれる。









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嘘をつくのは下手なんだ。

そんなAに嘘をつかせてるのがｵﾚなら…
『嘘』を本当にしちゃえばいいw







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A「ぅー…」

増田「…いいよ。泣いても。」









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A「貴久ぁー…」

増田「…いるよ。ここに。」









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A「ぅぇー…ん…」

増田「…w」









…でたでた。









Aが泣いてる。

でもｵﾚは…口元緩んじゃうw









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よいしょ…って。
子供をあやすみたいに抱きしめて。









「ただいま。」って…









ｵﾃﾞｺにｷｽをした。








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