小悪魔☆ハニーvol.29《T.MASUDA》

story1382 ページ32

さとみちゃんが指差した場所









ｶﾚﾝﾀﾞ-の日付があって
逆算の方法まで書いてある









話の内容はさっぱりわからないけど
要するに…







．




さとみちゃん「いい？増田くんともし…ｴ ｯ ﾁ しちゃったとしても。11月に出産ってありえないのよ」


山下「…あ。本当だ。11月1日に産むとしても。
ｴ ｯ ﾁ するのは2月頭だ。」


さとみちゃん「ね？おかしいでしょ⁇計算合わないなんて…病院の先生が間違えるわけないのよ」









.









増田「……。」


小山「これではっきりしたね。」


山下「希は『嘘』をついてる」









.







…嘘。









ｵﾚのｺじゃないかも？









…ﾏｼﾞか。





．






…はは…w








.









．







増田「…。」

さとみちゃん「うそ…え？増田くん⁈」









．



小山「増田さん…」









．
なんかﾎｯとしちゃって…
気がつけばﾎﾟﾛﾎﾟﾛと涙が落ちた。






.





増田「よかったー…。」








．






そう言うｵﾚに。
「でも…あの人は信用ならないからね」ってさとみちゃんは釘をさす。






．





さとみちゃん「いい？多分あの人…ﾛｸに病院も行ってないんじゃないかな。
ここまでは全て推測だから。
真実がわかるまではAちゃんには絶対に秘密‼」








増田「……なんで？」









さとみちゃん「例え赤ちゃんが出来てなくても…
増田くんが浮気したかどうかまではわからない。
1番辛いのは”浮気”したｺﾄ!!」









…さとみちゃん。







人を指さすのは良くないよw






ｺﾅﾝくんみたいw








でもｵﾚは
「Aは…間違えちゃったんでしょ？って許してくれたよ⁇」なんて…
ﾆｺﾆｺしながらさとみちゃんに話をした。









赤ちゃん出来てないなら
Aは許してくれるよ。









さとみちゃん「甘ーーーーいっ‼‼」









．




…びっくりしたっ‼









さとみちゃん「増田くん…本当にそんな事信じてるの⁈」

増田「え、だってAがそう言ったし…」







．







すると。






.




さとみちゃん「増田くん。あのね…

…好きと 嫌いは 紙一重…なんだよ？」









．








さとみちゃん「相手を好きになればなるほど…
小さなことが許せないの。

増田くんにとってささいなことでも…
Aちゃんにとっては耐えられないとこもあるの」

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