小悪魔☆ハニーvol.27《T.MASUDA》

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一通り話を聞いた吉川は。




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「それ。本当なの？」と
怒ったように悲しそうに聞いた。







．





増田「…子供の写真も見せてくれたし。
病院の診察券もあったし…」

吉川「どこの病院…」







．



増田「えと…ｵｵﾉﾚﾃﾞｨ-ｽｸﾘﾆｯｸ...」

吉川「ｵｵﾉ....って。ちょっとまって。
ｵｵﾉって…私が行ってるところじゃん」





．


増田「嘘っ‼⁇」

吉川「そーだよ。お腹痛くて運んでくれたでしょ⁉」







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増田「あ…あー‼あの優しそうな先生の…」

吉川「そーだよ。うそ…希、そこ通ってるんだ…。」









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そう言うと旦那さんは「ならﾘｻちゃんとはﾏﾏ友だね」って呑気に笑う。

「嫌よー…。」って唇を尖らせて怒る吉川。







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吉川「…ていうかさ。本当なの、希とﾔ ｯ ちゃったって…」


増田「わかんない…覚えてないんだよね」

吉川「そんなに飲んだの？」






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確かめちゃくちゃ飲まされた。
ﾍﾞﾛﾍﾞﾛになって記憶がなくなるくらい飲んだ









吉川「そんなに飲んで．竜雄さんだったら寝ちゃうよねぇ？」

旦那ｻﾝ「僕⁇…僕は…飲み過ぎたらそんな気にならないもんなぁ…」







．







…ｵﾚもそうだと思う。
でも相手がA…ってなると別で。

だからこそﾔ ｯてないとは言い切れないんだ。









旦那さん「そうだ。じゃぁ…今度ﾖｶﾞがあるって言ってたじゃない？誘ってみれば？」

吉川「やだってば」

旦那さん「元々知り合いなら心強いし…ね？誘うだけ誘ってごらんよ」






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なかなか譲らない旦那さん。
ほらほら、ってｹ-ﾀｲを押し付けていた。







．



それでも吉川は「やだ。無理」の一点張りで。



「もー…本気で嫌なの‼」って怒っちゃって。吉川はお風呂に入ってしまった。









．







苦笑いの旦那さん。





．






「1人でﾖｶﾞにいくの…やだなーなんて言ってたのに」って。
まるで娘を心配する親のように吉川を見つめていた。









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増田「…優しいんですね。」

旦那さん「あはは。頼りないだけです」








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増田「…羨ましいです。」

旦那さん「…何がですか？」









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増田「…なんか余裕っていうか。
ｵﾚみたいにいちいちヤキモチ妬いたり…
くだらない事でｲﾗｲﾗしたりしなくて。

大人の余裕…っていうの。
羨ましいです」






…w

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