小悪魔☆ハニーvol.27《T.MASUDA》

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開けた冷蔵庫の中には…



ﾊﾟｯｸに入ってる枝豆。
ﾁｮｺﾚ-ﾄ
ﾋﾞ-ﾙ
ﾁｭ-ﾊｲ
ﾐﾈﾗﾙｳｫ-ﾀ-
市販のﾋﾟｻﾞ









増田「あのさぁ…」

希「増田くんが急に来るからさ…。
なんの準備してないよw」









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ｵﾚんちの冷蔵庫の方がまだ生活感ある。
牛乳とか卵とか…ﾄﾏﾄとか納豆とか。

焼きそばとか焼うどんなら作れるから
買ってある時だってある。








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増田「お前…妊婦ならもっと栄養あるもん食えよ」

希「そんなこと言ったって…」









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増田「…すぐそこにｽ-ﾊﾟ-あんじゃん。買って来るから待ってろ」

希「別にいいって…」









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考えてたら焼きそば食べたい。
ｵﾚは走ってｽ-ﾊﾟ-へ行き…焼きそばの具材と麺を買い戻ろうとした。









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すると「あれ…増田？」って声をかけられ。
振り向くとｻ-ｸﾙの仲間が1人…。









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増田「あれ、児島⁈」

児島「おぉ。偶然じゃん‼…あれ、買い物？」







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増田「おう。ちょっとな…」

児島「さては…彼女に作ってもらうのかー？」








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「増田の彼女…可愛かったもんねw」って言われて「いや…元ｶﾉの家に…w」って返事。




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児島「元ｶﾉ....って。え？希ちゃん？」

増田「…ちょっと今。色々あってね。
また詳しく話すわ。じゃぁな…」









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Aのことを根掘り葉掘り聞かれることも。
ｱｲﾂの事を聞かれるのも嫌で…すぐに逃げ帰った。








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ｱｲﾂは家で待ってて。
ｵﾚは具材と麺を机の上に並べて焼きそばを作り始めた。








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希「手際いいね。」

増田「…お前も手伝えよ」







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希「ｺﾞﾒﾝ。今日…ﾈｲﾙしたばっかり。」

増田「…あっそ。」








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なんかこのくだり…前にもあった。
焼きそばを作ってる最中。









希「増田くんの家の焼きそばってﾆﾝｼﾞﾝいれんの？」

増田「ん？…あ…。」







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希「おまけに超ちっさいしw」

増田「食べやすいからいいんだよ」








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無意識だ。
有岡家の焼きそばになってしまってる。




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ｷｬﾍﾞﾂやﾆﾝｼﾞﾝやもやしや…野菜をたくさん入れてたw









希「ｴﾋﾞとか。贅沢w」

増田「…いーんだよ。ｴﾋﾞ美味いし…」








誰かさんの大好物のｴﾋﾞ入り焼きそばを作っていたｵﾚ。


あーぁ…相手がAだったらな…と思わずにいられなかった。

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