平野さんは大黒柱 (ページ15)

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紫耀side

ｶﾞﾁｬ

海「よかった、怪我もしてなさそう」

娘「、、っ、」

廉「ほら、ぱぱのとこ行ってき？」

ゆあは俺に叱られるって分かってるのか、今にも泣きそうな顔をして来た。

本当はすぐに抱きしめたい。でもここは心を鬼にしないと。

娘「ぱぱ、」

紫「ん？」

娘「、ごめ、なさ」

紫「別にいいよ、もう連れて来ないだけだし」

娘「っ、やぁ」

紫「だってゆあみんなに迷惑かけるじゃん。朝言ったよな？いい子にできない子は連れてかないって。忘れた？」

娘「ﾌﾙﾌﾙ、」

紫「うん。だからいいよ、もうぱぱは知らない」

娘「ｯｸﾞｽ、やぁだっ」

紫「泣くぐらいならなんで勝手に出てったりすんの？みんながどんだけ心配したか分かってる？」

娘「ﾋｸｯ、めんさぃっ」

紫「何で勝手に出てったの？」

娘「、ｯｸﾞｽ、あちょびたかった、ｯｸﾞｽ」

遊びたかったってゆあさん、、笑

紫「あのさ、今日は玄樹が見つけてくれたから怪我もなく帰ってこれたけど次はどうなるかわかんないんだよ？悪い人に連れてかれちゃうかもしれないし階段から落ちて怪我するかもしれない。」

娘「、ｯｸﾞｽ、」

紫「ここで待っててって言われたところで待てないならもう連れてこない。しょうがないよな？ゆあが怪我するのぱぱ嫌だもん」

娘「ﾝｸｯ、ﾋｸｯ」

娘「めんさっ、いっ！」

紫「はぁ、、もう悪いことしないってお約束できる？」

娘「ｺｸﾝ、ﾋｸｯ」

紫「絶対だよ、次悪いことしたら本当にもう連れてこないからな？」

娘「あいっ、」

紫「ん、分かったらもういいよ、おいで」

そう言って手を広げると、涙ボロボロ零して飛び込んできた

娘「うわぁぁん！！泣」

紫「よしよし、ちょっとそんなに泣かれるとぱぱ虐めたみたいなんですけどゆあさん笑」

廉「だってぱぱ怖かったもんなあ？笑」

海「俺紫耀に叱られたらチビっちゃうかも」

岸「はは、確かに笑」

神「でもなんか流石だわ、ちゃんと父親なんだなーって思った」

岩「ただ怒ってるわけじゃなかったもんね」

紫「そりゃあ大切な娘ですから。ねー？ゆあ」

娘「ｸﾞｽｯ、んっ」

紫「ふふ、よし！ジュース買いに行こっか！」

岸「お！よかったな〜！」

海「紫耀俺にもー！」

紫「あほ、お前には買わねえよ笑」

海「なんでえ！？」

当たり前じゃんね、自分で買え自分で！

ってまあ結局みんなの分買ってくんだけど笑

それにしてもよかった、無事で。