最愛2

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海人side





海「Aおまたせ、朝ごはん食べよっか」



「パパらいじょーぶ？」




海「うん、今岸くんが見てくれてるから大丈夫だよ。Aも朝ごはん食べてパパに元気分けてあげよ！」


「うん！」



海「よし！じゃあ席ついてくださ〜い」










まだ2歳だけど、俺たちが思っているより色んなこと考えてて、状況もわかってて、人一倍パパのことを心配してる。



今だって俺の顔見た瞬間にパパ大丈夫？って。






だから今の俺のやるべきことは、Aを安心させてあげること。

そして、Aもパパの力になれるんだよって伝えてあげること。










「ごちちょーたまでちた！」


海「お、完食できた！すごいね〜」


「パパにげんきどーじょちゅるの！」


海「ﾆｺ、そうだね。でも今ねんねしてるからもうちょっと後でパパの所行こっか」


「うん！」








一緒にお絵描きして、折り紙おって


Aが好きなアンパ○マンを見て




一通り楽しんだあと、これから何しようか悩んでいた時だった。









「Aもきらきらちたい！」


海「ん？きらきら？」


「かいくんと、じんくんと、れんくんと、きちくんといっちょちたい！」



海「えっ、と」



「みててねっ！」





よく理解できないままAに見ててと言われて見てみると、突然Aが立ち上がった。












「きーは！ちんでれあがーる！まーぷれーわーん！」








海「えっ、まじ！！！歌えるの！？」


「んふふ！」


海「すごいよA！！うわ、すげえ！！」








なんかもう、感動、、泣


これはみんなにも見せてあげないと！









あ、でもせっかくなら
















海「ねえA、かいくんと踊り練習しようよ！」


「ちゅる！！」


海「ね！覚えちゃおう！」


「おぼえちゃおー！」







ってことで始まった海人のダンスレッスン。



でもね、俺が教えるのはいいんだけど、ほんとに2歳？って疑うぐらい覚えが早いしリズム感完璧だし


さすが、紫耀の娘っす












海「じゃあA、パパに見せに行こっか！」


「うんっ！」

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