交際を前提に友達になりました【桃】

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私はコンビニ店員以外に在宅で働いている

親はあまりいい顔はしないけど直接的に私の仕事を非難しては来ない

そのため、今は実家を出るお金を貯めている

在宅の仕事も最近は依頼を貰えるようになって、ちょっとずつ収入も増えている


satomiおはよう

Aｵﾊﾖｳ ヾ(｡・ω・｡


1週間も経つと、さとちゃんとの連絡にも慣れてきた

そして、暗黙の了解でお互いにおはようとおやすみだけは毎日送っている

そのほかの会話をする日もあればしない日もある

返信までの時間もまちまちで、すぐ返事がある時と数時間後に返事があるときがある


私もそんな感じ


「仕事するかなぁ…」


パソコンを立ち上げて、とりあえず仕事依頼を確認する

TwitterのDMで依頼を受け付けている

もちろん、推し事用のアカウントとは違うし連携もしてないからさとちゃんが私の仕事を知ることは無いんだけど…


「DMにさとみくんから仕事依頼来てるわ…」


もはやここまで来ると運命では？笑


なんて、わたしの割合少ない乙女の部分が騒いで、自分でも笑った


私の仕事はMIX師

活動名は『チロ』

理由は特にない…

ただ、チ〇ルチョコをその時食べてたから


『さとみ様
ご依頼ありがとうございます。』


依頼を受ける返事をしてからふと、自分がチロだって言った方がいいのかななんて思う


「…とりあえず、仕事しよ」


私は納期の近いやつから手を付け始めた


集中したら、時間が経つのも忘れて、朝始めたのに気づけば夜7時

母さんがご飯だと叫んだ声で現実に戻ってきた


「A！
早く来ないとご飯抜きにするよ！？」

「え、あ、ごめん！
すぐ行く！」


ヘッドホンを外して、私はリビングへ向かった

そういえば、朝ご飯はいつも食べないけど、今日はお昼も食べてないなぁ

そう自覚すると急にお腹がすいてきた


satomiゲームしよ


そのLINEに気づいたのはご飯を食べ終わってからだった

既に1時間も前の連絡だ


A今気づいた!
o(`ω´ oｵｹｵｹ


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satomi仕事中だった?

A仕事してたー

satomiまじか
邪魔しちゃった?

Aんーん、そろそろやめようと思ってたから大丈夫!

satomiそかそか
ディスコ来れる?

Aすぐいきまーす


私はディスコで、通話に参加した

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