41 ページ41
契約書ってなんで、難しい言葉を使ったりするんだろう…
内容を理解するのに時間がかかって、4枚サインするのに20分かかった
「終わったぁ…」
「お疲れ様
…うん、完璧
じゃあ、これが契約書の写しね」
丁寧に4枚まとめて封筒に入れてくれた
私がそれをカバンにしまうのを見届けてからなーくんが口を開いた
「じゃあ、中で打ち合わせしようか」
「…全部、さとちゃんに任せます」
「ダメです
Aちゃんはさとみくんのロボットじゃないんだし、話し合いに参加してください」
「…誰が参加する？」
「とりあえず、大人組とAちゃん
話し合いによっては他の人も入れるけど」
「1分でいいので、時間下さい」
「これからもっと関わっていくんだし、慣れなきゃね」
ニコって笑って、私の手を引っ張って会議室に突入した
「お待たせ
俺達も参加するよ」
「なんで手繋いでるの？」
「さとちゃん、嫉妬しないでw
Aちゃんが大人組との話し合いヤダとか言うから」
「ヤダまでは言ってない
ちょっと落ち着く時間が欲しいって言った」
「さとみくんに全部丸投げしようとしたくせに！」
「さとちゃん、絶対幸せにするって言ってくれたもん！
任せるって決めたの！」
「さとちゃんプロポーズでもしたん？」
「ちげーってw」
「まぁ、Aちゃんはさとみくんの隣に座って？」
「はーい…」
諦めた…
「ジェルくんはAちゃんのお歌は聞いた？」
「聞いたで！
めっちゃうまかった！！」
「…ありがとうございます
ところで何を聞いたんですか？」
「可愛くなりたいとSTRIKE the PRISON!!」
「あぁ、だからスマホにデータ送るように言ってきたのね」
「まぁな」
「じゃあ、Aちゃんはやってみたい企画はある？」
「ないです」
「即答しなくていいから考えて
そうだなぁ…歌い手に+αが欲しいかな」
「+α…ですか」
「そう
さとちゃんならゲーム実況
ジェルくんならおもしろ動画」
「Aちゃん、音域広いんやろ？
俺や莉犬みたいな活動もできるんちゃう？」
「んー…歌だから出せるんであって普通の会話では難しいんですよね」
「それは普段使わないからやと思うわ」
「Aの音域を活かした企画がいいよなぁ」
「原曲キーから低く3つ高く3つのキーで計7キーで歌ってMIXしたらどうかな」
「それ、メロディーでキーを合わせられないとキツくね？」
「そこはボイストレーナーさんにレッスンしてもらったらある程度なんとかなると思う」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 386人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
心葉(プロフ) - きらさん» ありがとうございます！ 続編ですが、書いては消してを続けてるためもう少し待ってもらえると嬉しいです。 必ず鍵なしで公開します！ (2021年9月12日 12時) (
レス) id: 928472755c (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - 心葉さんの作品とても好きで読んでいます。このお話の続編に鍵がついてるんですが依存の方みたくできたらまとめてという形でしょうか？ (2021年9月12日 8時) (レス) id: b3386af755 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - あ、好きです。更新頑張って下さい！！ (2021年6月1日 22時) (レス) id: f747d75688 (このIDを非表示/違反報告)
華夜@不登校 - 更新頑張ってください！ (2021年5月23日 14時) (レス) id: aed8331ae4 (このIDを非表示/違反報告)
不登校女子☆ - すっごい面白いです！！続き楽しみにしてます！！これからも、頑張ってください！！！ (2021年2月28日 20時) (レス) id: 28a98c1001 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：心葉 | 作成日時：2021年1月24日 1時
