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「母さんに私の何がわかるの！？
大学だって、母さんの言う通りに家から通える所を卒業した
そろそろ、いいでしょ！？
私のことはほっといてよ！」
そう言って、私は部屋にひきこもった
こんな気持ちで人のmixをする訳にも行かず、その日はやる予定だった仕事を全部投げ出した
それからしばらく母親との冷戦が始まった
私が無断で遊びに行ったことがバレれば毎回こうだ
母さんとの冷戦なんて初めてじゃない
「…そろそろ、仲直りしたら？」
姉ちゃんは基本、私の味方だけど私たちが冷戦に入ると二人の間を取り持とうとする
「母さんに言ってよ
あれから、出掛けることすら出来ないし、私が仕事しててもお構い無しに家事押し付けるし…」
「2人に同じ話してる…
このまま喧嘩したまま出ていかないでよ？」
姉ちゃんは家族みんなに仲良くして欲しいみたいだ
私よりも酷い扱いを受けてきたのに、本当にお人好しだと思う
「わかってるよ」
そう言って私は部屋を出た
そのまま私の車に乗せてあるタバコに火をつけた
日に数本、量は多くないと思うけど気分を落ち着かせたい時に吸っている
何とかしないといけないとは思ってる
だけど、私の考え出した案はさとちゃんを利用するものだった
故に、まだ踏み込めずにいる
友達である前にリスナーである私がすとぷりを利用していいのか…
それでも助けて欲しいのも事実…
タバコを1本吸って、落ち着いたところで家に戻った
「どこ行ってたの？」
「タバコ」
「ふーん
ちゃんと火、消してよ？」
「うん」
もう、母さんと会話することすら嫌で仕方ない
そのまま部屋に戻った私はドアの前で止まった
姉ちゃんが部屋で電話してる声が聞こえる
普段なら気にせず入るのに、今日はそうできなかった
「うん…ごめんね
…今、家を出るわけにはいかないの
絶対挨拶の日は考えるから…待って…
妹が無事に家を出たのを見届けてからじゃないと…
ごめん…」
そうだ
姉ちゃんはこういう人だった
私なんて気にしないで、家を出ることだってできるのに…
姉ちゃんのためにも、私が足踏みしてる訳にはいかない
そう覚悟を決めて、私は母さんと話をすることにした
「来週、出掛けてくる」
「どこに？」
「母さんの言う通り、ちゃんとしたところに就職する
ただ、ずっと働きたかったところが東京にある
受かったら家を出る許可が欲しい
もし、ダメなら実家も出ない」
母さんは無表情で
「わかったわ」
とだけ言った
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心葉(プロフ) - きらさん» ありがとうございます！ 続編ですが、書いては消してを続けてるためもう少し待ってもらえると嬉しいです。 必ず鍵なしで公開します！ (2021年9月12日 12時) (
レス) id: 928472755c (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - 心葉さんの作品とても好きで読んでいます。このお話の続編に鍵がついてるんですが依存の方みたくできたらまとめてという形でしょうか？ (2021年9月12日 8時) (レス) id: b3386af755 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - あ、好きです。更新頑張って下さい！！ (2021年6月1日 22時) (レス) id: f747d75688 (このIDを非表示/違反報告)
華夜@不登校 - 更新頑張ってください！ (2021年5月23日 14時) (レス) id: aed8331ae4 (このIDを非表示/違反報告)
不登校女子☆ - すっごい面白いです！！続き楽しみにしてます！！これからも、頑張ってください！！！ (2021年2月28日 20時) (レス) id: 28a98c1001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心葉 | 作成日時：2021年1月24日 1時
