交際を前提に友達になりました.2【桃】

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「うわっ…コメント欄やばww」


『顔ちかっ！！』

『二人とも変わらないよ！』

『うぎゃぁぁぁ』

『目の保養』

『お互いのほう見たらキスパターン？』

『美しい』

『きゃーーー(≧∇≦)』


「コメントなのに、叫んでる人いるやん」

「んねぇ。現実だったらうるさ…沸いてるって言うのか？」

「うるさい言いかけてんじゃんw」

「気のせいでーす」


コメ欄が楽しそうなので、そのまま何枚かさとちゃんとのツーショットスクショタイムを設けたりと、企画に入る前に1時間雑談を続けた


「んじゃ、そろそろ企画入るか」

「あ、そうだね」

「酒持ってくるか」

「あ、いらないよぉ」

「え、飲み企画だろ？」

「うん、ここにあるから」


私は足元に置いてある小さな冷蔵庫からお酒を取り出した

配信前にさとちゃんがトイレに行ってる間に移動しておいた奴だ


「なに、そんなところに冷蔵庫置いたん？」

「うん。配信しながら喉乾くから。常に冷たいもの飲みたい派なの」

「常温のが体にいいんだぞ？」

「常温の水きらーい。温かいか冷たいかはっきりしろよってなる」

「なんそれwww」


さとちゃんが笑ってるのが目に入って、私もつられて笑う


「…ww さ、企画入りまーす！ 答えられなかったらグイ！？ なんでも答えます、質問コーナー！！
では、Twitterとコメント両方で質問受け付けます！Twitterはハッシュタグ…何がいいかなぁ…あ、じゃあ『#さくらもちらじお』全部ひらがなでお願いします！」

「なんで桜餅？」

「え、緑とピンクだから」

「あー、なるほどな」

「そう、サムネ作ってる最中に緑とピンクで桜餅思い出して、今食べたいんだよね」

「美味いとこ知ってるから今度買って来てやるよ」

「まじ！？ ありがとう！ 質問コーナー、やる気出たわ。今ならどんな質問も答えられそう！」

「安いな、お前w」

「質問コーナーくらいなら美味しいもの貢いで貰えれば全然やるわw じゃあね、Twitterはさとちゃんが探します！ 私はコメント欄の質問をランダムで止めていきます！」

「コメントのがグイ率高そ」

「Twitterはこっちで答えやすいの選べるからねw」


コメビュを画面に写して、準備をする

画面4/1程度小さくはなるけど、コメビュは大事


「んじゃ、コメント止めてくよぉ」

「あ、その前にこっちの質問いい？」

「え？ 早いね？」

「うん、じゃ読むよ。知らない人もいると思うので、自己紹介からお願いします。だって」

「はーい」

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