交際を前提に友達になりました.2【桃】

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「…おまたせ」

「結構時間かかった、な。マジか…めっちゃ可愛いじゃん！！」

「ﾋｮｴ」

「照れ方の癖よw メイクまで変えたんだね！」

「あ…うん、ジェルくんが買った時に可愛い寄りのメイクにしたら完璧って言ってたから」

「うん、完璧。Aって興味無さそうなのにメイク上手いよな」

「成瀬…と、師匠の娘が好きで教えてもらったからね」

「へぇ…いいじゃん！」

「さとちゃんも軽くメイクしてるね」

「まぁ、カメラ映りは気にすんのよw」

「かっこいい。…今日、ソロ放送にしない？ 私リスナー側に居たい♡」

「ダメに決まってんだろ」

「パソコン貸すよ？」

「ダメだって言ってんじゃんw」

「私もさとみくんに会いたい！！」

「は？ いつも会ってんじゃん」

「いやいや、いつも会ってるのはさとちゃんで、私の推しはさとみくん♡」

「…自分に嫉妬する日が来ると思わなかった」


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ライラ@歌ってます

自分を生贄にさとみくんのカメラ飲み配信の機会をゲットしました

さとりす集まれ！！

貴重なカメラ枠＋飲み配信やるよーーー！！！


http：//twitcasting………

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さとみ＠すとぷり

自分を生贄にライラの可愛い服装でのカメラ飲み枠ゲットした

ライラ推し、俺を褒めたたえてくれ

今日しか見れない貴重な実写配信だぞ

集合するしかねぇーよな？？

http：//twitcasting………

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お互いのリスナーに向けて、そんな配信開始通知を飛ばし、配信上では私とさとちゃんの歌ったものを交互に流しながら裏ではちょっとバタバタしていた


「画角もっと広い方がいい？」

「あー…あんまりくっつき過ぎるのもな」

「だよね〜。…このくらいでどう？ さとちゃん、飲む時マスク外すじゃん？ 問題ない？」

「あー…うん、平気平気」


2人が席に着いて、直ぐにオープニングが終了したため、音を下げて、私はマイクをオンにした


「こんばんは！ 聞こえてる？？ うん、良かった わこらいです！ えーっと一昨日ぶりかな？ 生放送始めていこうと思います！ まずは、いつも通りカメラつけていこうと思いまーす」


さとちゃんが画角外にいることを確認して、私はカメラをつけた


「みんな、見えるー？ お、可愛い？ ありがとう。正直、普段着ない系の服だからちょっと恥ずかしいんだよねw」

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